元官僚・大串博志衆院議員がみる質問が鋭い議員3選!(あえて他党から選抜)
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年8月10日に公開された動画のテーマは「○○な政治家ベスト3」。 ゲストの立憲民主党・大串博志衆院議員が選ぶ「他党で○○な政治家」といえば?「鋭い質問をする」「選挙に強い」「将来が気になる」の3つに対し、率直にお話いただきました。答弁書を作った経験も豊富。かつ与党として答弁した経験から選んだ「質問強者」の議員は……? 【このトピックのポイント】 ・「鋭い質問」をする国会議員はこの3人! ・「選挙が強い」国会議員といえば! ・将来が気になる若手国会議員は……? ・大串氏が目指す「国会でのよい質疑」とは?
大串氏は佐賀県生まれ。大蔵省(現財務省)を経て2005年に衆議院議員に初当選。民主党政権では復興大臣政務官・内閣総理大臣補佐官など、東日本大震災の実務面を担う要職を務められました。 財務省では予算関連の仕事に取り組まれていた大串氏。政治の道を目指したのは、国民の税金で成り立つ予算が、高級官僚の天下り組織とその向こうにいる族議員の力関係で流れていることに憤慨。「納税者の目線を失ったのは、自民党一党独走の政治で緊張感を失ったから」と感じ、二大政党制的に国民が選択肢を選べるよう、立憲民主党を選んだそうです。 復興関係で、金融関係を担当する政務官を担った大串氏。 とくに、ローン返済中の家屋を津波で失い、働く場所も奪われた中、ローン返済だけが残る「二重ローン」問題を中心に、被災された市民をどう支えるかに取り組み、現地に幾度となく足を運んだそうです。 「東日本大震災は未曾有の災害。今でも多くの皆さんが現地に帰れないでいる。国をあげて取り組んでいかなければいけない課題」と訴えます。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして大串氏に回答していただきました。
政策的に深みがあり、鋭い質問をする国会議員は?
まずは、「鋭い質問をする国会議員は?」 大串氏は、与党時代に政務官として、当時の野党である自民党から質問を受けた経験から、「政策的に深みがある、真摯な議論をしてくださった」と自民党・田村憲久衆院議員の名前を挙げました。 田村衆院議員は元厚労大臣を務めるほど、社会保障分野は得意分野。厳しい質問もありましたが、鋭い質疑はさすがだと感心したと語ります。