鈴木福×アルピー酒井健太が明かす“人生の処世術”“起業に対する価値観”
現役大学生でありながら、俳優としてタレントとして、活躍の場を広げる鈴木福と、2児の父でもある酒井健太(アルコ&ピース)を取材。第一線で活躍を続ける2人の現在地、“人生における処世術”とは? 【動画】洋服は買わず、14社に投資!田村淳のお金の使い方とは? ――お2人が現場で学んだ“芸能界を生き抜くための処世術”みたいなものは、何かありますか? 酒井「例えば芸人になって1年目、『俺、アーティストだから。やりたいことはこれだから、別にテレビとかに合わせないし。膝曲げないから、俺は』みたいな感じでやる芸人。そういう人って、たいてい辞めていきます(笑)。これは現場で学びました。膝を曲げたやつほど売れる!」 鈴木「(笑)。僕は、経験から得たものは、教科書にはのらない、言語化できないものがたくさんあると思います。 俳優の仕事もそうで、現場での先輩方のたたずまいやお芝居を見て学ぶ部分はたくさんあります。ただ、演技のメソッドみたいなものが学べる教科書的なものもあって、もちろん、それなしでできてしまう俳優さんは多いんですけど、僕はメソッドを学んで良かったなと感じることも多いので、その2つが掛け合わさった時、人間としてより強くたくましくなれるんじゃないかなと思っています。プラスアルファの部分が大切なのかなと」 ――芸能界での人間関係においてはいかがですか? 何か処世術が? 酒井「“長いものには巻かれろ!”ですね(笑)。巻かれまくってなんぼですよ。人を選んで飲みに行くこともありますし…」 ――ちょっとサラリーマン的な発想ですね。 酒井「そうかも…(笑)」 鈴木「僕は、自分の直感を信じていいんだというのはあります。直感的にこの人と仲良くなりたいと思ったらこっちから歩み寄っていって、自分をオープンにして相手に入ってきてもらえたら、自分も入っていっていいのかな? と。そのいい塩梅が取れた時に仲良くなれるような気がします。でもそうしてきた結果、僕の周りに悪い人はいません(笑)」