<怪獣8号>レノ&伊春、カフカ&レノが見せた激エモバディ展開 保科副隊長は「糸目開眼で大優勝」
アニメ「怪獣8号」(毎週土曜夜11:00-11:30ほか、テレ東系列ほかにて放送/X(Twitter)にて全世界リアルタイム配信/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Lemino・TVerほかで配信)の第7話「怪獣9号」が5月25日に放送された。初任務に出撃した日比野カフカ(CV.福西勝也)、市川レノ(CV.加藤渉)ら新人隊員たち。謎の怪獣(CV.吉野裕行)との戦いで見せたレノと古橋伊春(CV.新祐樹)、カフカとレノの激エモバディ展開が視聴者を釘付けにした。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】恐ろしい…レノと伊春の前に現れた謎の怪獣(怪獣9号) ■レノと伊春の決死の行動に喝采 第4話で演習場に現れ、四ノ宮キコル(CV.ファイルーズあい)が完敗した謎の怪獣(怪獣9号)。当時の状況をキコルから伝え聞いていたレノは、遭遇した相手がそのときの怪獣だと確信する。キコルのときと同じく見えない攻撃で伊春の体を貫く怪獣9号。レノも狙われるが、キコルから教えられていた予備動作を見抜き、紙一重でかわしてみせる。見えない攻撃と思えたものは、体の肉片を指先から弾のように発射する技だった。 やられながらもしっかり攻略の糸口を見つけていたキコルはさすがだが、それを初見で実践してみせるレノもすごい。副隊長・保科宗四郎(CV.河西健吾)が感じた通り、レノは発展途上な才能の塊。命のかかった実戦で解放戦力をぐんぐん上げているのは間違いなかった。 じつは彼についてはカフカやキコルたちのように、詳しいバックボーンは分かっていない。家族はいるのか、どうして防衛隊を目指したのか。そうした過去が一切不明なままだ。これまでの行動から裏表がない青年で、優しく勇敢な性格なのは明らかだが、今の彼が目標にしているのはただ1人。自分を助けてくれたカフカのように、危険な場面でも仲間のために体を張れる隊員になること。そして、カフカを怪獣に変身させないために、強くなること。その想いを胸に、レノは伊春を逃がすため1人で怪獣9号に挑む。 そんな彼の姿に対し、SNSでは「命の危険を顧みず立ち向かっていくレノくん熱かった」「レノの性格がイケメンすぎて惚れる」「防衛隊員の中の誰でもない。尊敬するカフカを目指すレノがエモい」などの喝采のコメントが続出。また、レノを1人残せず戻ってきた伊春に対しても、「最後まで自分ではなくレノの心配をしていたのがいいね。やっぱヤンキーキャラは情に熱い」「どんどん成長していくレノに対抗心を抱いていた伊春だけど、本当はただ守られるのが嫌だったと自分で気付く所も良かった」など、彼の行動に胸打たれたというコメントが数多く寄せられていた。 ■激怒のカフカ、レノとの関係がエモすぎる 第4話での様子から、怪獣9号は死んだ本獣、余獣を蘇らせる特殊な能力を持っているようだ。人型怪獣の出現報告、討伐した余獣が動き出すような反応をしたことから、カフカとキコルは怪獣9号がここに現れたと確信する。レノと伊春を助けるため、再び怪獣に変身するカフカ。全身を痛めつけられ、血の海に倒れるレノを見てカフカの怒りが爆発する。 フォルティチュード9.8。歴史的大怪獣とされるカフカは、一撃で怪獣9号の頭部を吹き飛ばす。不死身っぷりを見せる怪獣9号も本気を出すが、激怒するカフカには全く通用せず、コアを露出させられるほどの大ダメージを負う。しかも、怪獣化したカフカから受けるダメージは再生が鈍くなるらしく、もしかしたらこれはカフカの怪獣としての能力なのかもしれない。 迫力満点だった一連のシーンには、「怪獣8号、バトルシーンがすごすぎてヤバ」「またもやワンパンなサイタマ先生(←怪獣8号)」など、SNSでは喝采のコメントが集中。また、レノを抱えたシーンには、「お姫様抱っこでレノ君ヒロインに決定」「2人の関係がエモすぎる」などのコメントが飛び交っていた。 戦いはこれで勝負ありと思われたが、運は怪獣9号に傾いていた。タイミング悪く隊員たちが現場に駆けつけたことで、カフカは怪獣9号を倒す絶好の機会を逃してしまう。今、カフカの秘密を知っているのはキコルとレノの2人のみ。他の隊員たちにとって、怪獣姿のカフカはただの敵でしかない。しかも人型怪獣の出現が、怪獣8号の出現だという風に伝わってしまうことに…。 ■細目開眼の保科にカフカ、大ピンチ 二転三転する状況に目が釘付けになる中、カフカ最大のピンチがやってくる。ひとまず離脱できたかに思えたカフカだが、そこに現れたのは保科副隊長だった。隊の最大戦力だと言われているのが隊長と副隊長。しかも小型から中型に関しては自分の方に分があると、自ら明言していた相手だ。実力の片りんは見ていたが、あのときの言葉はハッタリではなかった。 瞬間移動のようなスピードと二振りの小型ブレードでカフカに肉薄する保科。その解放戦力は92パーセントという驚異の数値だった。目を見開き、「怪獣8号は僕が討伐する」と宣言する保科からは、明確な殺意が伝わってくる。このままカフカは討伐されてしまうのか? それとも戦うのか? 放送後のSNSでは、「ようやく保科のターンがやってきた」「糸目開眼した保科副隊長大優勝」「今までワンパン勝利だったけど次回は緊迫した戦いが展開しそう」など、様々なコメントが寄せられている。 ■文/鈴木康道