ゼレンスキー大統領「ロシアとの戦争の終結に全力を尽くす」新年の演説でドローン年間100万機以上製造と明らかに
ウクライナのゼレンスキー大統領は1日、2024年の1年間で100万機以上の国産ドローンを製造したと明らかにし、「戦争の終結に全力を尽くす」と強調しました。 ゼレンスキー大統領はウクライナ国旗の青と黄色にライトアップされた「祖国の母像」を背景におよそ20分間演説しました。 動画には、前線で戦う兵士や、ロシア軍の捕虜となっていた兵士が国旗を掲げて帰国する映像なども収められています。 ゼレンスキー大統領は演説で、2024年の1年間で初めて100万機以上の国産ドローンを製造したと明らかにし、「国民は1000日以上も勇敢に戦い続けている。こうした国民の大統領であることは誇りだ」と述べました。 また今月、新政権が発足するアメリカに向けて「新大統領がプーチンの侵略に終止符を打つことを信じている」と述べたほか、NATO=北大西洋条約機構への加盟については「ヨーロッパの一員にならなければロシアの悪が広がる」と主張。 演説の最後は国民に向けて「2025年をウクライナの年にしよう」と呼びかけ、「戦争を終わらせるために全力を尽くす」と強調しました。
フジテレビ,国際取材部