大阪・造幣局「桜の通り抜け」始まる 本格的な開花はこれから
5日の大阪府内は晴れ間が広がったが曇も多く、大阪管区気象台によると、同日午前9時現在の大阪市内の気温は13度と少し肌寒い朝となった。そんな中、大阪の春の風物詩「桜の通り抜け」が同日午前、大阪市北区の造幣局で始まり、訪れた多くの人たちが様々な種類の桜を楽しんだ。 【動画】大阪の風物詩「桜の通り抜け」ファンファーレとともに始まる
桜の通り抜けは、同局の南門から北門への約560メートルにわたる一方通行で、多くの桜が楽しめることで知られる。 同局によると、今年は昨年より開花が遅く、5日現在で2分咲きとなっている。
5日午前10時に記念のファンファーレ生演奏とともに開門。同局には松月、関山など141品種、計340本の桜が植えられており、訪れた見物人は咲いている桜をじっくり眺め、記念撮影などを楽しんでいた。 桜の通り抜けは11日まで開催され、入場時間は午前10時(土・日は午前9時)から午後7時半まで。入場はインターネットでの事前予約が必要となっている。
大阪管区気象台によると、6日の大阪府は、高気圧に覆われて晴れる予報となっているが、夕方からは気圧の谷や湿った空気の影響で曇る見込みだという。