藤浪晋太郎、母校・大阪桐蔭高で年始あいさつ「自分も頑張らないといけない」所属先はまだ決まらず
米大リーグのメッツからFAとなっている藤浪晋太郎投手が5日、大阪府大東市にある母校の大阪桐蔭高グラウンドを訪れた。恩師の西谷浩一監督(55)らに年始のあいさつすると、自主トレも実施。母校で同期だったロッテの沢田圭佑投手とのキャッチボールやダッシュなどで汗を流した。 阪神在籍時から年始には母校のグラウンドへ差し入れを持って必ず訪れてきた藤浪。母校は昨秋の近畿大会の初戦で敗退したため、今春センバツへの出場は絶望的だが、「西谷先生も一からやり直しますとおっしゃってましたので、自分も頑張らないといけないですけど、(母校も)頑張ってほしいですね」とエールを送り、今年の所属先が決まらない自身の奮起も口にした。また、現状については「まだですね」と話すにとどめた。 ドラフト1位で入団した阪神ではルーキーイヤーから3年連続2桁勝利を挙げ、在籍10年で通算57勝(54敗)を挙げた。海を渡ってから2年が過ぎたが、アスレチックスとオリオールズでプレーした2023年は7勝8敗、防御率7・18。メッツに所属した昨年はメジャー登板がなく、マイナーの3Aで登板した。シーズン終了後にはプエルトリコのウインターリーグに参加して先発登板。今季に向けては「頑張ります」と繰り返し、6日以降は東京でトレーニングを続けるという。
中日スポーツ