ティーショットを放つ福井誠ノ介

　◇男子ゴルフツアー　ACN選手権第1日（2024年10月3日　兵庫県・三木GC（6993ヤード、パー71）） 　悪天候の影響でスタートが遅れ、全選手が競技を完了できないまま日没順延となった。4日に第1ラウンド（R）の残りと第2Rを行う。アマチュアの福井誠ノ介（12＝愛知・兵庫小6年）は15番まで終え、11オーバー。小平智（35＝Admiral）が12ホールを終え、6アンダーで暫定首位に立っている。 　ツアー史上最年少の12歳67日で出場となったアマチュアの福井は15番まで回り、11オーバーと苦しい滑り出しとなった。距離的にパーオンできないホールが多い中で5番から5連続でパーセーブする健闘も見せたが「最初の4、5ホールは緊張して手も震えながらやっていた。雨が降っていて距離も長く感じた」と振り返った。4日は21ホールの長丁場となるが「今日はほとんど良いことがなかったので、明日は良いことがあるかな」と前を向いた。 《プロ最年少16歳・香川はイーブン》　日本人プロ最年少の16歳64日でプロデビュー戦に臨む香川は15ホールをイーブンパーで回った。1番はボギー先行も、2番パー4では2打目を1・5メートルに寄せてバウンスバック。悪天候の中でしっかりスコアメークし「パターが入ってくれたので、それで結構助かりました」と振り返った。これまでアマチュア時代に3試合出場するも全て予選落ち。初の予選突破を目指す大器は「明日、もっと伸ばしたい」と力強く言った。