観葉植物の土、虫やカビなどのトラブルに悩んでいない?土づくりや管理のアドバイスと、おすすめ市販土9選をご紹介!
【おすすめの観葉植物専用土の選び方】 基本的に観葉植物用として販売されている土に植えて適切な環境で育てていれば問題ありませんが、水を好む植物は保水力の高い土を、葉っぱや幹に水分を貯蓄できる植物は水はけのよい土を使うと、より管理がしやすくなります。それぞれの土に合う代表的な植物の例と、配合されているとよい原料を紹介します。 【保水力のよさを重視する植物】 多めの水分を必要とする以下のような品種は、腐葉土や黒土、ピートモスなど、保水力が高い有機質の土が含まれる土を選びましょう。 ・モンステラ、ポトス、シンゴニウムなどのサトイモ科 ・リュウビンタイ、アジアンタムなどのシダ植物 など 【水はけのよさを重視する植物】 水分を植物自身で貯めることができる以下のような品種は、鹿沼土や赤玉土、パーライトなど、無機質の土が含まれる土を選びましょう。 ・ストレリチア ・サンスベリア ・ドラセナ ・多肉植物・サボテン など
【市販】観葉植物の土 おすすめ9選
江田さんのアドバイスを参考に、初心者の方も扱いやすい土をモダンリビング編集部がピックアップしました。特徴をチェックして、育てたい植物に合う土選びの参考にしてくださいね。前半に有機質の土、後半に無機質が多めの土を紹介しています。 【観葉植物の土 - プロトリーフ】 原材料:バーク堆肥、赤玉土、鹿沼土、ココヤシピート、ピートモス、もみがら堆肥、くん炭等 容量:14L 観葉植物の成長を促すために、有機質成分が多くブレンドされた「観葉植物の土」。 バーク堆肥などが土をふかふかに保ち、保水力と通気性を備えています。初心者の方も使いやすく、水が好きな植物も育てやすい土です。 【観葉植物を楽しむ培養土 - 自然応用科学】 原材料:赤玉土・鹿沼土・軽石・有機堆肥 など 容量:5L 水はけがよく、保肥力の高い配合で、室内でも育てやすい「観葉植物を楽しむ培養土」。 有機質と無機質がバランスよく配合されています。元肥が入っているため、植え替え時に肥料を用意する必要はありません。 【みどりが鮮やかになる土 - evo】 原材料:木質堆肥、ココナッツファイバー、パーライト、バーミキュライト 容量:5L 「自然のものを自然に育てる」という思いのもと、環境にもやさしい有機素材を中心につくられた「evo」シリーズ。 臭いの少ないオーガニック肥料を配合し、室内でも使いやすくなっています。 【三つ星 室内観葉植物の土 - 花ごころ】 原材料:鹿沼土、ココナッツファイバー、パーライト、赤玉土 容量:5L 「三つ星 室内観葉植物の土」は、排水性や保肥力が高い鹿沼土と赤玉土を原材料に含む土です。 葉をよくするマグネシウムや、葉と茎を強化するカルシウムが配合。水はけがよく、塊根植物(コーデックス)にも使うことができます。 【観葉植物の土 - 花ごころ】 原材料:木質堆肥、ココナッツファイバー、パーライト、バーミキュライト 容量:12L 「ピンピン育つ観葉植物の土」は、無機質の土をベースに配合された観葉植物用の土です。 葉の色がよくなる葉緑素を構成するマグネシウムを配合。室内でも安心して育てられる、軽い原材料が使用されています。 【虫が寄り付きにくい観葉植物の土 - サンアンドホープ】 原材料:玉土、ボラ土、ココピート 容量:1L 堆肥を使用していないため、虫がわきにくい「虫が寄り付きにくい観葉植物の土」。有機質特有の臭いもありません。 水を含むと黄色に変化するボラ土を使用し、土の乾き具合がわかりやすいでしょう。 【コバエ・虫がわきにくい 観葉植物の土 - リッチェル】 原材料:赤玉土、ダークピート、くん炭、バーミキュライト、軽石、パーライト、クロレラ など 容量:10L 有機物がほとんど使用されておらず、赤玉土を中心に無機質の土をメインに配合された「観葉植物の土」。 長くゆっくりと効き目を発揮する、緩効性肥料を配合されています。 【多肉サボテンが元気に育つ土 - evo】 原材料:赤玉土、鹿沼土、パーライト、ゼオライト 容量:5L 「多肉サボテンが元気に育つ土」は、その名の通り多肉植物やサボテンに適した水はけの良い土。 排水性と通気性が良く、水の停滞が原因となる根腐れを防ぎます。細かい粒子で、小さな株や挿し穂もしっかりと支えます。 【クリスタルグレイン - ラテラ】 原材料:天然鉱石 容量:1L 天然鉱石を使用した、「クリスタルグレイン」。虫や雑菌が発生しにくいので、自宅での管理がしやすいでしょう。 1~2年使用したあと専用の再生剤を染み込ませると、再利用することができます。