自民党総裁選「推薦人」を分析──“裏金”議員を多く集めた候補は? 戦いの軸は3候補か…出陣式に見る“国会議員票”の勢い
■党員・党友票、国会議員票の勢いは
藤井キャスター 「12日から2週間の選挙戦に入ることになりますが、現状はどんな戦いになっているのでしょうか?」 小栗委員長 「総裁選は、全国にいる自民党の党員・党友票と、国会議員票で決まります。それぞれの勢いはどうなのでしょうか」 「日本テレビが独自に行った党員・党友への調査では、石破さんの支持が28%と最も多く、小泉さん(18%)、高市さん(17%)と続いていました」 「一方の国会議員票について、12日の各陣営の出陣式に集まった議員の数を日本テレビが調べた結果、小泉さんがトップで34人、高市さんが5番目で23人、石破さんは6番目で22人でした」 「戦いは高市さん、小泉さん、石破さんの3人を軸に進みそうですが、今のところ党員に一番人気の石破さんも、国会議員の中では勢いに陰りもみられるということで、総合得票ではあるいは順位が変わるかもしれません」
■清水希容さんが総裁選候補に望むこと
清水希容さん(空手家・五輪銀メダリスト・『news zero』木曜パートナー) 「今回多くの方が立候補されていますが、首相になるということが最終目的ではありません」 「私も(空手で)日本代表に選ばれた時は、他の人たちの思いや努力を背負って、覚悟や責任というものが生まれました。いろんな人たちの意見を聞いて、より良い政策を作り上げてくれる人が選ばれてほしないなと思います」 藤井キャスター 「候補者が9人と多く、派閥が解消されたことで、推薦人を見るといろんなことが分かってきました。誰に支えられて総裁選に立候補できたのか。そのことも含めて、党員・党友の皆さんがどういう判断をするのか注目されています」 (9月12日『news zero』より)