2年前からラブコールを送り続けていた? フィオレンティーナ指揮官が惚れ込んだM・キーンの才能「彼は我々のエース」
ここまでは才能を発揮して11ゴールと爆発中
モンツァでの指揮官経験を経て、今季よりセリエAのフィオレンティーナを指揮するラファエレ・パッラディーノ。40歳とまだまだ指導者としては若い青年指揮官だが、ここまでの実績は見事と言うしかない。 先日にはアウェイでユヴェントスとドローに持ち込み、5位をキープして年内の戦いを終えた。 そんなパッラディーノにはお気に入りの選手がいた。現在フィオレンティーナの最前線で大ブレイクするイタリア代表FWモイーズ・キーンだ。 キーンは10代の頃より注目されてきた逸材だったが、近年は伸び悩んでいるところがあった。しかしパッラディーノは2年間ほどキーンにラブコールを送り続けていたようで、フィオレンティーナでようやく仕事を共にできることを喜んでいる。 「モイーズはチームのために素晴らしい仕事をしているよ。彼は我々のエースであり、同時にリーダーでもある。彼はまだまだ成長できるし、このまま頑張ってほしい。クラブと共に、彼に多くの信頼や愛を与えてきたつもりだ。彼はそれに応えてくれているね。私は2年間彼にラブコールを送り続けてきたんだよ。フィオレンティーナのフロントも優れているからね。クラブの(補強も)称えられるべきだ。キーンとチーム全体に満足している」(伊『Il Bianconero』より)。 キーンはここまでセリエAで11ゴールを挙げており、上手くいけば得点王も狙えるかもしれない。キーンにとってもパッラディーノとの出会いは1つの転機となったはずで、後半戦も楽しみだ。
構成/ザ・ワールド編集部