驚異的な音の良さ。全音楽好きにオススメしたいBowers&Wilkinsのイヤホン
直感的でラクな操作性
最近のプレミアムイヤホンによくある手数の多すぎるコントロールと違って、覚えるべきは数タップのみ。ワンタップで、通話・再生・一時停止、ダブルタップで通話終了・曲飛ばし。音声アシスタントは右イヤホンを長押し。ANCとパススルーモード(外音取り込み)の切り替えは左イヤホンの長押し。非常に楽ちんです! 1つ面倒くささを感じたのは、1番最初のペアリングに専用アプリ「Music|Bowers & Wilkins」を使わないといけないこと。インストールするだけなんですけどね。それでもアプリを介さずに同期できればもっといいなって話です。 アプリ自体のインターフェースはスッキリしていて使いやすいです。ANC、パススルーモードのイコライザーの調整や、ストリーミングサービスの設定もアプリで可。 あればいいのになと思うのは、Find My的な探す機能。高いイヤホンだけに、なくしたときのショックも大きいはずなので…。
ノイキャン性能はこれで十分
Pi8には片耳3つのマイクを搭載。うち2つは周辺の音を打ち消すためのもの、1つは会話の声をブーストするためのもの。イヤホン自体の密閉度と合わさって、ANC(アクティブノイズキャンセリング機能)は文句なしのパワフルさ。SONY WF-1000XM5やBOSE QuietComfortと比べてどっちがいい?と聞かれたら、そりゃ負けちゃいます。が、ニューヨークの騒がしい街を静かにするには十分。 ANCオン状態でニューヨークの街を散歩すると、音楽なしの状態なら周りの人の会話は小さめで聴こえます。電車通過時には、ガタンゴトンの音も聴こえます。これが、音楽再生すると街の音が消えていきます。 自宅ではイヤホンの音量4でテレビの音が少しするかな?くらい。これをWF-1000XM5(音量6)やQuietComfort(音量7)と比べると、周辺音のANC機能としてはかないません。ただ、そのレベルってANC最高峰クラスの前述2機種くらいなので、比べるのも酷ですね(ANC最重要視の人は、SONYかBOSEから選ぶべき)。