経済産業大臣旗はマトリックスパワータグ、2位群馬グリフィン、3位宇都宮ブリッツェン|Jプロツアー
リザルト
1位 松田 祥位(TEAM BRIDGESTONE Cycling)58’01” 2位 山本 哲央(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0’00” 3位 香山 飛龍(シマノレーシング)+0’01” 4位 宮崎 泰史(KINAN Racing Team)+0’01” 5位 橋本 英也(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0’02” 6位 阿見寺 俊哉(弱虫ペダル サイクリングチーム)+0’02”。
Jプロツアー第15戦 南魚沼ロードレースはダイボールが勝利
前日のクリテリウムに引き続き、南魚沼を舞台に開催されたロードレース。朝から雨が心配されたが、曇り空の下、気温21度と肌寒いコンディションでレースはスタートした。三国川のダム湖を周回する総距離144kmのコースは、1周12kmの中に5つのトンネル、アップダウン、そしてつづら折りの2kmのダウンヒルなど、本場ヨーロッパを彷彿とさせるダイナミックなレイアウト。Jプロツアーの中でも最高位の「プラチナ」クラスにカテゴライズされ、ハードなレース展開が予想された。 レースは団体戦としての顔も持ち合わせており、各チーム上位3名の順位を足し、最も数の小さいチームが団体優勝となり、経済産業大臣旗、通称「輪翔旗」が贈呈される重要な一戦となる。 レースは序盤からアタック合戦となった。2周目にはアコスタが逃げを成功させ、5周目には武山がアタックするなど宇都宮ブリッツェンが積極的に仕掛けたが吸収される。その後、ジェシットが独走したが単独落車。雨は上がっていたものの、路面は乾いた部分と濡れている部分が混在する難しいコンディションだった。 ジェシットはリスタートができないほどのダメージを負ってしまい、チームスタッフが救護所に呼ばれる事態に。骨折はなかったものの、傷が深いため病院へと搬送された。 その後、ベンジャミン・ダイボール(ヴィクトワール広島)、風間翔眞(シマノレーシング)、ホセビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)、佐藤光(チームサイクラーズ・スネル)、林原聖真(群馬グリフィンレーシングチーム)とアコスタと強力な顔ぶれが逃げレースが動いた。 さらに先頭6人からは残り2周に入ったところで、ダイボールがアタック。佐藤のみが反応するも、ダイボールが独走状態に入る。最終周回に入ってもその差は縮まらず、ダイボールの逃げ切りが濃厚となった。つづいて佐藤光(TeamCyclersSNEL)単独で2位、そして 風間翔眞(シマノレーシング)とアコスタが続いたが、風間がアコスタに1秒差で4位となった。 経済産業大臣旗はマトリックスパワータグ、そして2位は群馬グリフィンとなり、宇都宮ブリッツェンは3位という結果になった。