経済産業大臣旗はマトリックスパワータグ、2位群馬グリフィン、3位宇都宮ブリッツェン|Jプロツアー
経済産業大臣旗はマトリックスパワータグ、2位群馬グリフィン、3位宇都宮ブリッツェン|Jプロツアー
9月22日(日)のJプロツアー第14戦「南魚沼クリテリウム」、そして翌23日(月祝)のJプロツアー第15戦「南魚沼ロードレース(経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ)」が開催された。2レースの模様をそれぞれ振り返る。
Jプロツアー第14戦 南魚沼クリテリウム:雨と落車に阻まれた、悔しさ残るレース展開
9月22日、南魚沼クリテリウムが新潟県南魚沼市六日町・坂戸特設コース(1。24km × 35周回=総距離43。3㎞)で開催された南魚沼クリテリウム。98名が出走、気温は25度を下回り暑さは回避できたものの、朝から降り続く雨がのなか行われた。前大会、新城で優勝した沢田 時擁する宇都宮ブリッツェンは一時帰国していたコロンビア人選手2人、ジェシット・シエッラとルーベン・アコスタが復帰。谷順成、花田聖誠、武山晃輔、沢田時と合わせて6名でレースに臨んだ。 レースは雨が降ったり止んだりの状況でスタート。1周目完了時には本降りに。1。24kmのコースを35周回する中で、車輪から跳ね上がる雨で集団内が霞む状況となる。ストレートの距離が短いレイアウトもあり、集団は縦に伸びたままレースが進んでいく。 先頭はチームブリヂストンサイクリング、キナンレーシングチーム、シマノレーシングがコントロールする展開の中、98名でスタートした選手が60名ほど絞られる厳しい展開となった。 そのなかで集団からは数名の飛び出しが見られたものの、逃げが決まることはなかったが28周目には風間翔眞(シマノレーシング)がアタックするが、この逃げも集団に捕まる。 最終的に集団スプリントとなるがチームブリヂストンサイクリングの松田祥位が余裕を残して優勝。2位には山本哲央が入りワンツーフィニッシュを飾った。
沢田時のレース後コメント
「ハイスピードなクリテリウムで、宇都宮ブリッツェンの得意なレースではなかったが、先手先手で、できることなら逃げを作ろうというプランでスタートした。雨の影響でコースがかなりスリッピーで、みんなでまとまって前に上がることが難しかった。そんな中で、武山選手が前で粘ってくれていた。終盤、ようやくチームメイトでまとまったかなというときに武山選手が落車をして、集団が割れ、そのままゴールとなった。コロンビア人選手の2人も、来日したばかりなのに前方で頑張っており、コンディションはみんな良かったのかなとは思う。」。