「タイムブロッキング」が私に向かなかった6つの理由。生産性が向上しないこともある
タイムブロッキングという手法は、「生産性を向上させる究極の手段」と言われることもあります。 「タイムブロッキング」が私に向かなかった6つの理由。生産性が向上しないこともある そして、この方法が一部の人にとって効果的だということに、異議を唱えるつもりはありません。 ですが私の場合は、何度試してみてもうまく行きませんでした。そのわけをこれからお話しします。
1. ストレスに絶えずさらされる
私もかつてはLinkedInで、タイムブロッキングの実践をすすめていました。 しかしすぐに、自分にとっては、利点よりも害のほうが大きいということに気づきました。大きな問題の1つは、ストレスに絶えずさらされることです。 柔軟性がなかったため、さまざまなタスク完了に向けて取り組む状態に、ずっと追いかけられているように感じていました。 また、割り当てた時間枠の終わりに近づいているのに、自分の力ではコントロールできない何かが起こったとき、ほかの人たちにいらだつこともありました。 たとえば、私が通っているジムのクラスは時々、割り当てている時間をオーバーすることがあります。 タスクとタスクの間隔にいくら余裕を持たせても、こうしたストレスはしつこくつきまとってきました。
2. 柔軟性が皆無
ときには、予期せぬ事態が発生し、タイムブロッキングを邪魔してきます。 たとえばパスポートの更新に行ったとき、手続きに時間がかかってしまい、そのために割り当てていた時間を大きくオーバーしてしまったことがありました。そのせいで、私は一日中、いらいらし通しでした。 やるべきことをいくつかToDoリストに書き込むという方法のほうが、仕事を進めて、自分の目標にもっと近づけていたかもしれません。 ということで、自分には、効果的なToDoリストのほうが、タイムブロッキングよりも向いていると思っています。 ToDoリストなら、日々の柔軟性も高まります。ハプニングが起きても、そこまでいらいらすることもありません。 どんな生産性向上テクニックを使うにせよ、外的要因を考える必要があります。たとえばWi-Fiが突然つながらなくなるとか、子どものお迎えが早くなる、などがあり得るでしょう。 そう考えると、タイムブロッキングはちょっと厳しすぎる気がします。