今、注目の“オクシズ”へ。静岡は掘れば掘るほど魅力的! 静岡の“奥”を巡る旅へ出発
東京駅から新幹線でわずか59分。静岡県の県庁所在地である静岡市は、東西に50.62キロメートル、南北に83.1キロメートルの長さがあり、面積はおよそ1,412平方キロメートル。全国の市町村の中でも5番目に広い面積を有します。 【画像】静岡といえば、さびめし定食 。鰹節がかかったごはんの上にはおろしたわさびのほか、お好みでわさび漬けなどをトッピング。 それゆえ都市機能を備えながら、市街地から車で少し足をのばせば、野生の鹿が日常的に現れるような豊かな自然にも恵まれ、都会と田舎の魅力をどちらも味わえるのが特長です。 中でも“オクシズ”の愛称で知られる奥静岡エリアは、茶畑やわさび田、温泉宿など昔からの魅力に満ちたスポットがありながら、新たな注目スポットが続々誕生し、今こそ訪れたい地域。そんな、オクシズエリアを中心に静岡市の見どころをご紹介します。
世界農業遺産に選ばれたわさび田
わさびの生産量が全国一位の静岡県。中でもわさび栽培発祥の地として知られているのが静岡市葵区有東木(うとうぎ)です。標高600メートルほどの場所にあり、周辺には湧水を利用したわさび田がそこかしこで見られ、水わさび栽培が盛んに行われています。
生わさびを使った絶品さびめしに舌鼓
まさにわさびの里とも言えるこの有東木で、生わさびを堪能できる店が「うつろぎ」です。地元のわさびやお茶、農産物を販売。さらには地元食材を使って有東木のお母さんたちが作る定食やわさび漬け、金山寺味噌、わさびのり、ほうばもち、よもぎ金つばなども人気となっています。 ここを訪れたら、お土産を買うだけではなく、やはり定食を食べたいですよね。オススメしたいのは、わさびの産地だからこその新鮮な味わいを楽しめる、さびめし定食。鰹節がかかったごはんの上に、おろしたわさびをのせ、醤油をかけたわさび飯をいただきます。 さびめし定食は、わさび飯のほかにも地元で採れる季節の食材を使った天ぷらやわさび漬け、わさびのり、郷土料理のたたきごぼう、手打ちそば、デザートがセットになった贅沢な内容で、有東木のおいしいものを存分に満喫できます。 食事の際は、湧水の水流を見ながら食事ができるカウンター席でぜひ! うつろぎ 住所 静岡県静岡市葵区有東木280-1 電話 054-298-2900 営業時間 平日10:00~15:00、土日祝9:00~16:00 定休日 火曜、年末年始、農繁期(5月上中旬頃)