新幹線の「自由席」が空いておらず、子どもが座りたいとぐずりだした…!乗車してから指定席券の購入は可能なのでしょうか?
新幹線に乗る際、自由席券を購入するケースは珍しくありません。しかし、実際に乗車してみると自由席が空いていないにもかかわらず、子どもが座りたいと言い出すこともあるでしょう。 このとき、乗車してから指定席券が購入できるか気になる人もいるのではないでしょうか。 今回は新幹線の指定席券がいつまで購入できるかをご紹介します。指定席券の購入方法や自由席券との差額もまとめましたので、ぜひ参考にしてください。 ▼新幹線で1人で「2席分」の購入はNGなの? 規則を確認
新幹線の指定席券はいつまで購入できる?
新幹線の指定席券の購入や変更は、基本的に列車の発車時刻前までしか対応できないとされています。そのため、乗車後に車内での指定席券購入は基本的にできないと考えておきましょう。 ただし、一部では発車後に車掌へ申し出て許可が出た場合は、車内で対応してもらえるケースもあるようです。指定席に空席があってその場で精算できる場合は購入させてもらえることもあるようなので、一度問い合わせてみるとよいかもしれません。
指定席券の購入方法
新幹線で確実に座るには、事前に指定席券を購入しておくとよいでしょう。新幹線の指定席券は、以下4つの方法で購入可能です。 ●指定席券売機 ●みどりの窓口 ●旅行代理店 ●インターネット それぞれの方法について、詳しく解説します。 ■指定席券売機 新幹線の指定席券は、駅にある指定席券売機で購入できます。通常の切符を購入するのと同じような手順で買えるため、慣れている人であれば特に困ることはないでしょう。 なお、指定席券売機は、インターネット上で購入した切符の受け取りにも利用できます。操作が不安な場合はJR東日本のサイトにシミュレーターが用意されているため、活用してみてください。 ■みどりの窓口 初めて新幹線の切符を購入するのであれば、みどりの窓口で購入するとよいかもしれません。乗車日時や経路、人数などを伝えれば、条件に合った切符を発行してもらえます。 また、何か不明点がある場合もすぐに相談できる点がメリットとなるでしょう。主要駅であれば大抵窓口が構えられているため、利用を検討してみてください。 ■旅行代理店 旅行代理店はツアーやパッケージの購入が一般的と考えられがちですが、新幹線の切符も単独で購入できるようです。条件さえ入力すれば基本的に後の手続きは全て行ってもらえるため、手間をかけたくない場合に適しているでしょう。 ただし、旅行代理店で購入する場合、手数料が上乗せされる可能性があります。手数料がかかるかは、事前に確認しておくとよいでしょう。 ■インターネット 新幹線の切符は、インターネットを利用して購入することもできます。ただしエリアによって予約するサイトが変わる点には注意しなければなりません。 株式会社JR東日本びゅうツーリズム&セールスの「びゅうトラベル」によれば、予約サイトとエリアの組み合わせは以下の通りです。 ●えきねっと:JR東日本、JR北海道 ●エクスプレス予約:JR東海、JR西日本 ●スマートEX:JR東海、JR西日本 ●e5489:JR西日本、JR四国 ●ネット予約:JR九州 また、インターネットを経由して購入した場合、指定席券の利用方法も確認しておきましょう。いつも使っている交通系ICカードを利用できる場合や券売機での発券が必要な場合などがあるため、間違えないように注意してください。
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