“龍聖から初ダウンを奪った男”チュームーシーフーと栗秋祥梧が10月大会で王座決定戦。栗秋「僕は龍聖とは違う」【KNOCK OUT】
「KNOCK OUT 2024 vol.3」(8月4日、東京・後楽園ホール)でKO勝ちを収めたチュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)が栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)とKNOCK OUT-BLACKフェザー級王座決定戦で対戦することが8月5日に正式発表された。 この日は前日の後楽園大会の一夜明け会見と「KNOCK OUT 2024 vol.5」(10月12日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見が行われ、チュームーシーフーは両方に出席した。 一夜明け会見では冒頭に「私はKNOCK OUTの王者になります」と日本語で宣言したチュームーシーフー。試合では左ハイキックで元山祐希にKO勝ちを収めたのだが「ハイキックでのKOは中国の過去の試合でもある。自分はパンチで倒したことが多いので、パンチの選手と思われがちだが、キックボクシングなのでパンチはもちろんキックもある。自分はパンチ以外もいろいろな引き出しがあるので、これからもいろいろな技術で対戦相手を倒していきたい」などと語った。
試合後のマイクでタイトル戦への出場をアピール。これを受け、リングサイドで試合を見ていた栗秋がリングに上がり対戦をアピールするという一幕もあったのだが、山口元気代表は「このカードしかないんじゃないでしょうか。龍聖君が返上したフェザー級を盛り上げ、ファンの期待感があるカードは栗秋とチュームーシーフーかなと思っている。空位の王座決定戦になる」とこのカードにゴーサイン。 チュームーシーフーは栗秋について問われた際には「タイトル戦が決まるまではあまり知らない選手だった。ただ、今回、リング上で対峙して彼のことを認識した。KNOCK OUTという名前通り、自分はこれまでの3試合すべてでダウンを奪っている。タイトル戦だけでなく、見る人が“見て良かった”と思えるような試合を皆さんにお見せしたい」と返答。そして「必ず倒して王者になりたいと思う。それだけは栗秋選手に言っておきたい」と語った。