イマイチな味でも捨てないで!材料ひとつ工程ひとつ「みかんを美味しく食べる方法」調理師が伝授
みかんが美味しい季節になりました。でも、なんかイマイチ? と思うみかんに当たることもありますよね。 【画像】イマイチな味でも捨てないで!材料ひとつ工程ひとつ「みかんを美味しく食べる方法」調理師が伝授 美味しくないみかんを、もう我慢して食べなくても大丈夫です! 今回は、野菜や果物のおいしさを引き出す野菜料理家の越野美樹さんにが、イマイチなみかんを美味しく食べる方法をご紹介します。
美味しいみかんの見分け方3選
みかんの皮をむいて食べてみたら、味が薄い、甘くないなど、「ん?」と思うことがありますよね。 イマイチなみかんに当たらないように、見分ける方法があります! 美味しいみかんを見つけるには、3つのコツがありますよ。 皮:色が薄かったりしなびているものではなく、ハリ・つやがあり、キメが細かく、色が濃いものを選びましょう。 形:まんまるではなく、扁平な形のものを選びましょう。 ヘタ:大きい緑色ではなく、小さくて茶色いものを選びましょう。 美味しいみかんを見分ける3つのコツを守って、美味しいみかんを買ったつもりでも、ハズレることはありますよね。 そんな時には、みかんを焼いてみて! びっくりするほど甘く、ジューシーになりますよ。
「焼きみかん」のレシピ
【材料】1人分 みかん 1個 【作り方】 1.魚焼きグリルもしくはトースターで、皮が色づくまで焼く。 外側は真っ黒焦げでも大丈夫!少し焦げるくらいまで焼くと、中までほくほくと温まります。 今回は、みかんを魚焼きグリルで焼きましたが、トースターでも同じように作れます。 みかんを焼くと、生で食べるよりも甘くてジューシーなうえに、燻製のような香りが楽しめます。焼き芋のような香ばしさもいい感じです。
焼きみかんの上手な食べ方
焼きみかん、焼きたてはアツアツなので、皮をむくときは気をつけて! 焦げていない真ん中の部分を、帯状に切り取ると、スルスルとつながってとれます。 この方法なら、あまり手を汚さずに皮をむけますよ。 その後、上下の部分をパカっとはがすと、きれいにむけます。皮が焦げていても、中はきれいなまま! 生とはちょっと違う色に変わっています。寒い日にみかんを食べると冷えますが、焼きみかんなら体が温まります。 ホカホカと湯気が出ているうちに、アツアツを召し上がれ! 「イマイチな味のみかんがこんなに甘くなるなんて!」と感動することと思います。 そして、焼いたみかんの味や香りにハマると、イマイチな味ではないみかんも焼きたくなるはず! ぜひ、試してみてくださいね。 ■執筆/越野美樹…調理師資格・野菜料理家・ライター。基本調味料で野菜のおいしさを引き出す料理、自然住宅・田舎暮らし・SDGs、暮らしの節約術など、レシピやコラムで発信する。 編集/サンキュ!編集部 ※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
サンキュ!編集部