【RISE】“三児のヒロイン”第2代RISE QUEENミニフライ級王者のerikaがキック引退を発表、アマチュア修斗に出場して優勝も
2024年10月7日(月)、第2代RISE QUEENミニフライ級王者のerika(=名前のあとにハートマーク)が自身のSNSにてキックボクシングから引退したことを発表した。 【写真】2022年6月、トーナメント決勝でAKARIを破りRISE QUEENミニフライ級王座に就いた erikaは沖縄在住の選手で2020年8月のREBELSに参戦し、平岡琴から番狂わせの勝利をもぎ取ると10月の「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」に参戦。1回戦で寺山日葵を相手に猛攻を見せ、延長戦で敗れるも寺山を苦しめた。2021年2月には百花からNJKFミネルヴァ・アトム級王座を奪取。2022年は「第2代RISE QUEENミニフライ級王座決定トーナメント」の準決勝で大倉萌をヒザ蹴りでTKOに破ると、6月の決勝ではAKARIに判定勝ちで王座に就いた。 その後、肩の手術のため戦線離脱。2023年8月に地元・沖縄の『TENKAICHI 97』で復帰戦を行いビョン・ボギョンに判定勝ち。2023年11月、RISE王座の初防衛戦に臨んだが小林愛理奈にKO負けして王座を失った。これがキックボクシングでの最後の試合となった。戦績は13勝(3KO)3敗。3人の子供を持つシングルマザーであり、キャッチフレーズは“三児のヒロイン”。 RISE王座を争ったAKARIも9月20日に引退を発表していた。 erikaは「5月末にお世話になりましたSHINE沖縄キックボクシングジムを辞め、RISE様にキックボクシング引退をするとご報告させて頂いていました。沖縄から中々東京へ行けず今回、修斗アマチュア全日本選手権のタイミングで事務所へ行きご挨拶させて頂きました。 遠い沖縄に取材や試合のやり取りの時間を割いてしてくださり、敬意あるRISEのベルトも巻かせて頂きましたことを深く感謝申し上げます。 キックボクサーerikaを応援して下さりましたファンの皆様、スポンサーの企業の方々、たくさんのパワーやサポート本当にありがとうございました。これからもRISEが大好きです」と、自身のInstagramにてRISEに引退の報告をしたことを綴った。 文中にもあるように、erikaは10月6日(日)に開催された『アマチュア修斗全日本選手権』のフライ級(-56.7kg)に出場し、見事優勝。 erikaは「キックの時にスパーリング練習にお世話になっていたTHE BLACK BELT JAPAN沖縄に柔術、MMAの練習を娘と楽しんでできればと通いつめ、やり出すとやっぱり楽しすぎて一生懸命練習しまくってしまい笑 大きな夢をもって切磋琢磨する仲間の姿、指導者松根先生の姿をみて私も仲間にがっつり混ざりたいとおもうようになりました。そして練習の末に目指す目標を見つけて今回初のアマチュア修斗全日本選手権にエントリー、出場しました。 1日に3回もあの試合前の恐怖が襲ってきたり勝って終わってほっとしたりを繰り返したのは本当によい経験になりました。みんな! ポンコツだし1人だけ女なのにいつも練習混ぜてくれて指導してくれてありがとうです」と、UFCで活躍する平良達郎が所属するTHE BLACK BELT JAPAN沖縄でMMAの練習を積み、今大会に臨んだという。 現在34歳のerika。次はMMAでプロを目指すのか。
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