【移籍情報】重傷から復帰目指す伊代表ベラルディ、所属先の降格でユーヴェやローマ、ナポリから関心か…CEOは「具体的な話はない」とけん制 | セリエA
【欧州・海外サッカー ニュース&移籍情報】アキレス腱断裂から復帰を目指すサッスオーロのイタリア代表FWドメニコ・ベラルディは、移籍期間終盤に移籍が実現する可能性があると、イタリアメディアが14日、報じている。 【動画】イタリア代表FWドメニコ・ベラルディが決めた!
ひざのケガから復帰直後の今年3月、アキレス腱断裂の重傷を負った29歳のドメニコ・ベラルディ。長期離脱中、EURO2024への出場を逃し、所属先のサッスオーロはリーグ戦を19位で終えてセリエBへの降格が決まった。 そんな中、『Sky Sport』は14日、今夏の移籍市場の終盤にかけて、ベラルディの争奪戦が繰り広げられる可能性があると伝えている。「サッスオーロが降格するため、選手はユヴェントスにとってのみならず、メルカートにおけるチャンスになるかもしれない」と指摘。かねてよりうわさされていたユヴェントスだけでなく、ナポリやローマなども関心を寄せていることを伝えた。 ナポリは、ラツィオなどからも熱視線が注がれているメイソン・グリーンウッド獲得を巡る状況次第で獲得に乗り出す可能性がある一方、ローマも、サッスオーロFWのような特徴を持つウィンガーの補強を検討している。ベラルディは、29歳という年齢のほか、ケガ明けになることも踏まえ、オファーを出す側にとって、より獲得しやすい条件になるとの指摘もある。 サッスオーロのバンディエラであるベラルディは、2012年にトップチームでデビューして以降、公式戦370試合に出場、142ゴール94アシストをマークしてきた。2023-24シーズンは、負傷離脱するまでに、9ゴール3アシストを記録している。 なお、サッスオーロのジョヴァンニ・カルネヴァーリCEOは、イタリア国営放送『Rai』の番組内においてベラルディに言及。「ドメニコは、チーム内で最も重要で最強の選手だ。彼が予想よりも早い回復を見せているのが朗報だ。喜ばしいことであり、われわれは彼を待っている。現時点で具体的な話は何もない。彼の回復を考えることが何よりも重要だ」と語り、現時点で移籍話を退けた。
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