携帯電話番号って「3桁+4桁+4桁」だと思っていました? 実は違うかもしれません
他の電話番号の区切り方
せっかくなので、他の主な電話番号の“区切り方”を紹介します。 固定電話/光IP電話 固定電話や光IP電話(モバイル回線を使う固定電話を含む)の電話番号は10桁で、番号の区切り方は以下の通りです(冒頭の「0」を含む、以下同)。 ・冒頭の2~5桁:市外局番(番号区画/単位料金区域を識別、※1) ・真ん中の1~4桁:市内局番(通信事業者を識別する番号を兼ねる、※1) ・最後の4桁:加入者(ユーザー)を識別する番号 (※1)同じ市外局番で複数の番号区画/単位料金区域が存在する場合は、市内局番の冒頭1~2桁も番号区画/単位料金区域の識別に使われる 特定IP電話 「050」で始まる電話番号を持つ「特定IP電話」は11桁で、番号の区切り方は以下の通りです。 ・冒頭の「050」:特定IP電話であることを示す番号 ・真ん中の4桁:通信事業者を識別する番号 ・最後の4桁:加入者(ユーザー)を識別する番号 なお、特定IP電話は通話先の地域や場所を特定する機能を備えないため、電話番号で所在地域の絞り込みは不可能です。 着信課金機能/統一番号機能 「0120」または「0800」で始まる電話番号は「着信課金機能」(通話料金を着信側が負担するサービス)用、「0570」で始まる電話番号は「統一番号機能」(市外局番を問わず電話番号をそろえるサービス)用とされています。その番号の区切り方は、以下の通りです。 ・「0120」で始まる番号(10桁) ・冒頭の「0120」:着信課金であることを示す番号 ・真ん中の3桁:通信事業者を識別する番号 ・最後の3桁:加入者(ユーザー)を識別する番号 「0800」で始まる番号(11桁) ・冒頭の「0800」:着信課金であることを示す番号 ・真ん中の3桁:通信事業者を識別する番号 ・最後の4桁:加入者(ユーザー)を識別する番号 「0570」で始まる番号 ・冒頭の「0570」:統一番号サービスであることを示す番号 ・真ん中の3桁:通信事業者を識別する番号 ・最後の3桁:加入者(ユーザー)を識別する番号
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