【鹿島】25日の天皇杯準々決勝神戸戦に懸ける知念慶の思い。「ここで勝つことで流れはガラッと変わる」
9月23日、鹿島アントラーズの知念慶が練習後のオンライン取材に応じた。チームは21日のJ1リーグ第31節柏レイソル戦に引き分け、リーグ戦では5試合未勝利となった。次は25日にノエビアスタジアム神戸での天皇杯準々決勝ヴィッセル神戸戦を戦う。 9月23日、オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの知念慶
「相手は前からかなり強いプレスをかけてくるチーム」
リーグ戦では前節の柏戦に引き分け、ホームで勝ち点1獲得にとどまった。首位の広島とは勝ち点「9」差。残り8試合での逆転優勝に向けて、ひたすら勝利を重ねて上位陣に迫っていきたい状況だ。次節湘南戦が9月28日に控える中、その前の25日には天皇杯準々決勝神戸戦が待ち受ける。もう一つのタイトル獲得を目指し、敵地ノエビアスタジアム神戸で準決勝進出を果たしたい。 「相手は前からかなり強いプレスをかけてくるチームですし、Jリーグ屈指の強度で、前線にタレントもいます。かなりタフな試合になることは間違いないと思うので、自分たちの時間帯ではないときもあるでしょうけれど、そういうときに焦れずにしっかり全員で守って、逆に自分たちの時間帯が来たらしっかりと自分たちがやってきたことを出せるようにしたいです」 23日にオンライン取材に応じた知念慶は、そのように神戸戦を見据える。今季は主にボランチのポジションでプレーし、体を張ったプレーでチームの勝利を目指している。次の神戸戦でも攻守に存在感を放ち、鹿島をベスト4に導きたいところだ。 「今、リーグ戦で5試合勝てていなくて、アウェーでもなかなか勝てない状況が続いていますけれど、ここで神戸に勝つことで、流れはガラッと変わると思います。あと3回勝てばタイトルを取れる大会なので、この一戦がすごく大事になってくると思いますし、個人としても神戸とのアウェーゲームではあまりいいパフォーマンスを見せられなかったので、今回はしっかりいいパフォーマンスを見せて、チームの勝利に貢献したいです」 勝利に向けて闘志を燃やす背番号「13」が、天皇杯準々決勝神戸戦でもその真価を示す。
サッカーマガジンWeb編集部