かんぽ不適切販売問題 特別調査委が会見(全文3)以前から改善に取り組んでいる
調査対象になっていないことは問題ではないのか
NHK:全体の規模感、数値については、少なくとも問題が大きくなる以前からきちんとそれが明らかに、仕組みがあったということはおそらく【****** 01:18:52】。これについて、乗換以外にもいろいろ問題があるっていう会社はほかにもあるわけですけど、これについてすごく郵便局を信頼して契約した人たちが、なかなか顕在化しないのが問題だと思うんですけども、調査の対象になっていないことは問題ではないんでしょうか。 伊藤:それは今度の調査の入り口として特定事案というものを選んで始めたわけですけども、要は、今おっしゃったように、1つはお客さんの救済であり、1つは今後に向けた再発防止なもんですから、入り口は特定事案で入ったんですけども、その原因や対策を考えるのに必要な限りでの調査はわれわれとしてもしたつもりなもんですから、要するに、先ほども言いましたように、これから先に向かっては一定程度の解決が、この調査の結果、提示した改善策を会社がやっていただければできるんではないかなというふうに考えてます。ただ、今おっしゃったようなお客さんの救済という問題は、これは当然、調査する・しないの問題ではなくて、やらなくてはいけないし、それから、これはもう全契約調査を今やってますので、その中で言ってこられる人がおれば当然やりますし、それ以外にももし苦情やなんかをしてくる人があれば言いますけども、何千万件という保険がありますから、そういう中で、私なんかも1つの法律の世界で生きていると、普通は被害の申告があってなんかやるっていう格好になるわけで、多くの人はそういうふうにされてると思うんですね。だから今度も、要するに全員に連絡をして、なんか言いたいことがあったら言ってくださいっていうふうにお願いして、言ってきた人という形で一定程度の救済は図れるというふうになってるというふうに思いますけどね。だから、どういう調査をしろとおっしゃってるんでしょう。 【書き起こし】かんぽ不適切販売問題 特別調査委が会見 全文4へ続く