国士舘ナイン、いざ甲子園へ /東京
<第91回センバツ> 23日に開幕する第91回選抜高校野球大会(日本高野連、毎日新聞社主催)に出場する国士舘(世田谷区若林4、福田三郎校長)の選手らが19日、甲子園に向けて出発した。 【熱闘センバツ全31試合の写真特集】 選手らは午前にあった終業式に出席した後、そろって学校からJR東京駅に移動し、新大阪行きの新幹線に乗り込んだ。ホームには「父母会」の渡辺克哉会長(55)ら役員が駆けつけ、ナインを見送った。 エースの白須仁久投手(2年)は「いよいよ本番が近づき、緊張感が高まっている」と語り、松室直樹主将(2年)は「対戦相手が決まったので、挑戦者のつもりで臨みたい」と健闘を誓った。 これまでに春夏通じてチームを甲子園に8回導いた永田昌弘監督は「チーム状態は良いと感じている。打撃練習を中心にやってきたので、残り期間は守備の連携を確認したい。選手は結果を恐れず、挑戦する気持ちを持ってほしい」と話した。 選手は20日に甲子園練習を行った後、兵庫県内で調整して27日の明石商(兵庫)戦を迎える。【川村咲平】 〔都内版〕