センバツ高校野球 18日初戦迎える近江、熊本国府 監督対談
第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)が開幕する18日、近江は第3試合(午後3時半開始予定)で熊本国府(熊本)と対戦する。舞台となる兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で17日、両校の監督に相手チームの印象や意気込みを聞いた。【菊池真由】 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち ――相手チームの印象は 近江・多賀章仁監督 坂井理人(3年)、植田凰暉(同)両投手の2枚看板が非常に良く、守り勝つ野球をする。打撃も集中打があって、九州大会では素晴らしい攻撃力をしており、総合力が高い。 熊本国府・山田祐揮監督 守備を中心とした手堅い野球をする印象。何度も甲子園に出場し勝ち上がっているチームなので、勝ち方や試合の流れを読む力が高い。 ――自チームのカギを握る選手は 多賀監督 西山恒誠投手(3年)が看板。西山のピッチングにつきる。 山田監督 右の坂井と左の植田。この二人がどう投げきれるかがポイントとなる。 ――初戦に向けての意気込みは 多賀監督 普段通りに行けるかがポイント。選手には、あくまでも挑戦者という気持ちで初戦を迎えるようにしてほしい。素晴らしい球場で試合が出来るので、楽しんでもらいたい。 山田監督 初めてヒットを打ったり、得点を取ったり、学校にとって歴史に名を残すゲームとなる。それを名門校とやれるありがたさや幸せを感じながらゲームに臨みたい。