ついにきた!「合コン」の誘い。好奇心を上回ったのは「学生時代のトラウマ」だった【はじめての合コン前編】
合コンの「数合わせ」に人生初遭遇
「合コンの人数が足りないんだけど、参加してくれない?」そう親友から連絡が来たとき、「ド、ドラマで見たやつーーーー」と静かに興奮しました。 親友は、彼氏と別れてから、ずっとマッチングアプリでパートナー探しを頑張っていました。しかし、どれだけ数を重ねても、いいご縁に恵まれません。2回目のデートに進むことすらなく、次第に諦めモードに。そして、もう東京で頑張って生きるのはやめて、地元に戻ろうかな、と言い出したのです。 親友は、以前から結婚願望が強く、子どもがいる人生を強く望んでいました。私は子どもがほしいと思ったことがないので、この少子化の時代に子どもがほしいと思えることって、すごいことだと思うんです。 子どもがほしいという貴重な人が、出会いに恵まれずそれを果たせないなんて!!!!! そう思い、親友のパートナー探しに使命感を感じるように。良縁に恵まれてほしいという思いから、親友に信頼できる男友達を紹介するようになりました。
普段めったに会わない同世代に会ってみたい!と思ったものの…
そんな親友からの「合コンの人数が足りないから参加してほしい」要請。これは、行かないわけにはいかない! そして、ドラマでよく見る、男性陣の中で誰が気になるか? という話で女子トイレで盛り上がる、的なベタなシチュエーションへの憧れと、普段めったに会わない同世代に会いたい、他の業種の人がどんなことを考えているのか知りたい、という好奇心も相まって、参加することを決意したのでした。 しかし、最初こそモチベーションがあったものの、日にちが近づくにつれ、心に暗雲が立ち込めてきました。
ヒオカ
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