V字回復を遂げるサブウェイのフランチャイズ戦略 4店舗を経営する女性オーナーの実態から見る充実したサポート体制とは
“LOVEWAY”人口を増やし、フランチャイズ戦略を加速
サブウェイは「Make them happy(お客様をハッピーにする)」を理念に掲げ、お客様とのコミュニケーションを大切にしてきた。 しかし、昨今の人材不足や多様なニーズに応えるため、タッチパネル式セルフオーダーシステムの導入を進めている。白浜氏が新たにオープンさせた栄スカイル店(名古屋市中区栄)も、セルフオーダーシステムを採用。ただし、今後すべての店舗に導入するわけではなく、立地や客層に応じて従来型の運営も並行する方針だ。 白浜氏は「好きなように食材をチョイスできるのがサブウェイの魅力なので、店舗での体験もお客様が選択できるのは良いことだと捉えています。ただ、セルフオーダーによって気遣いが希薄にならいよう、接客のかたちを模索しているところです」と語る。セルフオーダー時代でも「Make them happy」な店舗づくりが求められている。 また、「国内3,000店舗」を目標に掲げるワタミの計画実現には、白浜氏のように複数店舗を運営するフランチャイジーの活躍がなくてはならない。どのような人材がビジネスパートナーに求められるのだろうか。 河合氏「白浜オーナーのように細かな気遣いができる方が向いていると思います。飲食店でありながら、サブウェイは“ピープルビジネス”です。人を大切にできる方に加盟していただきたいですね」 最後に、お二人に今後の展望を伺った。 白浜氏「目標は『サブウェイで働いて良かった!』と思える仲間を一人でも多くつくること。一緒に働くからには、意味のある時間を過ごしてほしいと思います。私個人の目標は全国展開です。全国を飛び回るためには土台づくりが必要なので、安心してお店を任せられるスタッフの育成にも力を注いでまいります。今後増えていく新規のオーナーさんとも情報共有していきたいです」 河合氏「サブウェイを愛してくださる“LOVEWAY”人口を増やすことです。3,000店舗の目標には、お客様もフランチャイジーも “LOVEWAY”な人々で溢れることが欠かせません。まずは、商品や店舗体験を通して、サブウェイビジネスに関心を持ってもらえる人を増やすことが私のミッションです」
AMP編集部