本当に痩せられる? ペットボトル・ウォーキングに挑戦。
Lesson2|まっすぐ歩いてみよう。
ペットボトル・ウォーキングには3つのポイントがある。すなわち、正しく手を振る、歩幅をとる、そして一本の線上を歩く、である。 「私のウォーキング法に欠かせないポイントで、運動効率が上がり体形のラインをきれいにします」 特に一本の線上を歩く際には、地面を踏み出す脚の膝を体を支える脚の膝にこすり合わせるような感覚で繰り出し、着地する際には足裏の親指側から一本の線を捉えに行ってみよう。するとーー。 「骨盤が回旋し、内ももを使った歩きとなり、結果、歩き姿勢がスッとまっすぐに整います」
なんとかペットボトルはキープしているけれど、の悪い見本。猫背、手が後ろに振れていない、すり足……これでは、効果は望めない。
写真の田中さんに注目してほしい。ものの10分もたたないレッスンで、その歩き姿がたちまちシュッとしていないだろうか?
Lesson3| 「くびれ」 エクササイズに挑戦してみよう。
顔と下半身は固定したまま、上体だけを左右にひねる運動、これが「くびれ」エクササイズだ。 「スタートポジションで足を前後に交互させているのは、この時点で大腰筋を絞りたいから」 この状態からさらに限界までひねるから効く。しかもペットボトルを乗せたままだから、その効き方はピンポイントにして正確だ。 「体形が変わるのが実感しやすいエクササイズ、ぜひ試してみて」 右足を前に出して、靴2足分の歩幅をとり、立つ。その状態から両腕を肩のラインより少し下くらいにキープ。胸はしっかり開くこと。 ↓
右・顔と骨盤は正面を向けたまま、ウエストのくびれを意識して上体を左にひねる。ペットボトルからの中心軸をしっかり意識する。 左・同じように上体を右にひねる。これを1セットにして20回繰り返す。終わったら、今度は左足を前にして、同じように20回行う。
Lesson4|肩甲骨を狙う 「背中痩せ」のエクササイズ。
まっすぐ立った状態で左右に開いた腕を頭の上に伸ばし手のひらを合わせて、その繰り返し。この動きは固まりがちな肩甲骨をほぐし、背中痩せを誘う運動。今回、田中さんにとっては、このエクササイズが一番難しかった模様。 「日常生活で両手をまっすぐに上に伸ばす動作は意外にそうありません。子どもの時にできて、大人になってできなくなる代表的な動きなので、取り戻しましょう」