本当に痩せられる? ペットボトル・ウォーキングに挑戦。
右・両足を揃えて正面を向きまっすぐ立ち、開いた両腕は肩のラインより少し下くらいにキープ。肩甲骨を引き寄せるイメージで胸を張る。 左・その姿勢から両腕を伸ばし、頭の上で手を叩く。腕の位置は耳よりも後ろに来ることが大切(SIDE写真)。より背中に効く。20回繰り返す。
Lesson5| 「スローツイスト」 で、腰回りをさらにシェイプ。
正面に向いて立った状態から片足上げ、と同時に上体をひねり、対角上にある肘で膝にタッチ。 「タッチができなかったら無理につけなくてもいいので、正しい姿勢ですることが大切です」 今村さんによればペットボトルは自分専属のトレーナー。 「体の軸がブレればすぐに落ちて教えてくれますから。慣れた頃には、お腹、腰回りが自分でも驚くほどスッキリしているはずです」
右・両腕を肩のラインより少し下くらいに上げて立った状態から、上体をゆっくり左にひねり、右腕の肘と持ち上げた左脚の膝をタッチ。 左・次にゆっくり上体を右にひねり、左腕の肘と持ち上げた右脚の膝をタッチ。タッチできなかったら、可能な限り近づければいい。
無理に肘と膝をつけようとして背中を丸めてしまうと、たとえペットボトルがキープできても、ターゲットの下腹や背中に効かなくなる。
(田中さん、その後の成果はいかがですか?)
取材を終えて1日4000歩の歩行を宿題に課せられた田中さん。え!?頭に乗せたまま?と、思わずひるむが、ペットボトルは正しく歩くためのリセット材料。なので実際に乗せるのは1日数分でOK。あとは街を歩く時にも、乗っているイメージで歩くのが大切、と。そして、それを実践して1週間が経つと……。 「とてもうれしい報告なんですけれど、まずあんなに悩んでいた膝痛がなくなったんですよ」。これには通っている整形外科のリハビリの先生もビックリ。歩き方もいつものように揺れてません、と。「続けていると体が柔らかくなって、スタジオで上がらなかった腕やつかなかった肘と膝もつくようになりました」。そして肝心の痩せ効果は、以下のような数字とあいなった――。