バーニーズ・マウンテン・ドッグが全国から集合 飼い主たちが絆深める【長野・南牧村】
先週末、南牧村の牧場に全国からたくさんの犬が集まりました。その中でも目を引いたのが、こちらのバーニーズ・マウンテン・ドッグです。 人気の半面、病気にかかりやすく短命と言われる犬種です。愛らしい表情と温和な性格が特徴のバーニーズ・マウンテン・ドッグ。 滝沢牧場では、「バーニーズ」とその飼い主が集うイベント「バーニーズジャンボリー」が毎年開催されています。 今年は2日間に渡り開かれ、初日の9日には犬の種類を問わずに参加できるイベントも開催されました。 ■参加者(神戸市から) 「この子で4代目になる。この初代と2代目はもう亡くなった。(これが)3代、4代。全国的に友達がいるので(イベントで)日頃会えない友達に会える」 「バーニーズ」は遺伝性疾患の発生率が高く、犬のなかでは比較的短命と言われています。 ■西尾照美 実行委員長 「(バーニーズは)ガンの好発犬種と言われていて、やはりその早い子だと若年性で亡くなる子もいるんですね。なので、やっぱりそのあたりが少しでも長生きしてもらいたいっていう思いから、うちのクラブで始めたセミナーイベントになります」 イベントでは、犬の健康を考えたプログラムが充実しています。指定された「臭い」を探し出す「ノーズワーク体験」は嗅覚を使うことで脳の活性化や認知機能の低下防止につながるそうです。 バーニーズの飼い主も愛犬が10歳を超えることを目指していて、毎年イベントを楽しみにしています。 ■参加者(佐久市から) 「やはりね、年に1度こう集まれるってことは、バーニーズがそれだけ1年間元気で過ごせたっていう、なんかここに来ることが大型犬とかバーニーズとの暮らしの中で一つ目標であり、ここに来れたことが誇りなんですよね」 ■参加者(千葉県から) 「腰がちょっと馬尾症候群で歩けなくなってしまったんですけど。いなくなったらね、想像出来ないような感じです」 かけがえのない家族といつまでも暮らしたい、そんな気持ちが会場にあふれていました。