【8月24日~25日】今週末必見の“アート&デザイン”まとめ!
●【東京】『鈴木康広展 ただ今、発見しています。』(~2024年9月1日)
目が描かれた葉が舞い降りてくる際にまばたきに見える《まばたきの葉》や、海や川を切り開いているように見える《ファスナーの船》等、日常に潜む小さな“発見”を作品化してきた、アーティスト鈴木康広の個展『ただ今、発見しています。』が二子玉川ライズ スタジオ & ホールにて開催中だ。タイトルの「発見」そして、「発券」に込めた思いを鈴木に聞いた。
●【東京】『カルダー:そよぐ、感じる、日本』(~2024年9月6日)
アメリカのモダンアートの巨匠アレクサンダー・カルダー。東京・港区の〈麻布台ヒルズ ギャラリー〉では、彼の代名詞である動く彫刻「モビール」を中心に、抽象絵画やドローイング、立体作品など約100点を見せる展覧会が開催中です。その見どころを展示空間のデザインを担当した建築家・後藤ステファニーさんのコメントとともに紹介します。
●【神奈川】『舟越桂 森へ行く日』(~2024年11月4日)『名作コレクション+舟越桂選』展(~12月1日)
開館55周年記念として、2024年に逝去した舟越桂が最後まで企画に携わった展覧会が開催中。また『舟越桂 森へいく日』展の関連として、舟越桂とゆかりのある現代作家の作品を選りすぐり展示する『名作コレクション+舟越桂選』展(~12月1日)が開催されている。現代へと続く、彫刻の展望を見ることができる機会となっている。
●【デンマーク】『Socle de Monde Art Festival 2024』(~2024年11月24日)
ヴェネツィア・ビエンナーレを始めとして、2年あるいは3年ごとに開かれるアートイベントが世界各地で盛んな中にあって、デンマークの小さな祭典は少し特殊かもしれない。もともとは畑ばかりだったという土地に、なぜアートが芽吹いたのかを探って行くと、ひとりの起業家に辿り着いた。
●【東京】マーク・レッキー個展『Fiorucci Made Me Hardcore feat. Big Red SoundSystem』(~2024年8月18日)
英国「ターナー賞」の受賞作家であるマーク・レッキー。彼の名をアート界に知らしめた初期の代表作を含む2つの作品にフォーカスした個展が〈エスパス ルイ・ヴィトン東京〉で開催されている。
【東京】『髙田賢三 夢をかける』(~2024年9月16日)
2020年10月、髙田賢三がパリ郊外で亡くなったというニュースが世間を驚かせた。髙田が立ち上げたブランド〈ケンゾー〉は現在、NIGO®がアーティスティック・ディレクターを務めることで知られる。三宅一生、川久保玲、山本耀司、阿部千登勢ら、世界的に活躍する日本のファッションデザイナーに先駆けたパイオニアの功績はどのようなものか。作品を通じて、その世界観を掘り下げる展覧会が〈東京オペラシティ アートギャラリー〉で開催中だ。