ラッシュフォードは27歳にして“キャリア衰退”の危機にある? ワールドクラスFWになれるかと思われた男の現在地「過大評価な選手に」
27歳は全盛期を迎えていてもいい年齢だが
マンチェスター・ユナイテッドに所属するFWマーカス・ラッシュフォードは現在27歳。サッカー選手としては、1つのピークを迎えてもいい頃合いだ。 しかし、ラッシュフォードはクラブでもイングランド代表でも絶対的な存在になれていない。それどころか、キャリアの衰退さえ感じさせる。2-1で勝利した直近のマンチェスター・シティ戦もラッシュフォードはベンチから外れていて、今季のリーグ戦15試合出場4ゴールの成績は納得のいくものではないだろう。 英『Daily Star』のジェレミー・クロス記者は、本格的にキャリアを心配しないと危ないと警告を発する。 「ラッシュフォードの悲しい現状の責任は誰にあるのか。現状は非常に悪く、代表どころかクラブのメンバーにも入れていない。この18カ月でラッシュフォードは奈落の底に落ちた」 「現状の責任は誰にあるのか。これは明らかにラッシュフォード自身である。苦い真実としては、彼が目立ったのは30ゴールを決めた1シーズンだけ。残りのシーズンは平凡な結果の連続だ。年齢的にキャリアのピークに近づいているはずだが、それが現代で最も高額なサラリーを得ている過大評価なサッカー選手の1人となってしまっている」 ラッシュフォードに関しては、昨季のFA杯のゲーム前に北アイルランドのナイトクラブに立ち寄っていたことが問題視されるなど、私生活の面に問題があると指摘する声もある。マンUでデビューした当初は明るい未来が待っているかと思われたが、今ここで踏ん張らなければ本格的に衰退の道を歩むことになるかもしれない。
構成/ザ・ワールド編集部
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