【プレミア12】栗原陵矢 3年ぶり侍ジャパンに意気込み「存在感を出していけたら」
ソフトバンクから唯一「侍ジャパン」のメンバーとして出場する栗原陸矢内野手(28)が「第3回プレミア12」に向けて意気込みを語った。 栗原は前日8日にバンテリンで行われた全体練習に合流。打撃練習や軽いノックなどを受け、汗を流した後、同級生の楽天・辰巳や他の選手らと談笑し親睦を深めた。「緊張感の方が大きかったです」とはにかむと「独特の雰囲気で、飲まれそうになりながら頑張りました」と率直な思いを明かした。 栗原が侍ジャパンのメンバーに選ばれたのは2021年の東京五輪以来、実に3年ぶり。日本は決勝戦でアメリカに2―0で完封勝利を飾り見事金メダルを獲得した。「みんなが本当に同じ目標に向かってやっていく中で、年齢は関係ないと思いますし。全員で世界一に向かって、一つになってしっかり戦っていきたいと思います」と力強く語ると「雰囲気をしっかりと上げていけるようにとは思っていますし、その中でしっかりと存在感を出していけたらと思います」と気合十分だ。 9日にバンテリンドームで行われたチェコとの強化試合には「5番・三塁」で先発出場。同点の6回一死満塁から左翼へ勝ち越し犠飛を放つなど中軸の役目を果たした。 井端監督から「何でも屋」として期待されている背番号23。3年ぶりに日の丸を背負い、世界連覇を目指す。
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