ハコスカ+OS-FR7【3】「純正のセンターコーンソールを生かしたい」オーナーの希望に応えられるレバーの仕組み
プロショップ ナカガワが、ハコスカに「OS-FR7」を搭載した。旧車に積まれるのはS30Zに次いで2台目で、ハコスカでは世界初となる。これまでのシーケンシャルドグミッションの概念を一新した、衝撃のないスムーズな操作感が話題の次世代のレーシングミッションは、L型フルチューンでゼロヨン最速を目指すハコスカとのマッチングはいかに!? 【画像26枚】ワンオフ製作したミッションマウントの取り回しは最も時間を要した部分。太いマフラーをかわすのが、とにかく大変だったそうだ 「基本的な取り付けマニュアルは付属しています。といっても寸法表と使用注意事項ぐらいなので、基本作業を進めながらの対応。初めてのモノなので慎重に採寸しながらの作業ですね。課題を一つずつ経験に積み重ねてね」 ②のミッションマウントの製作、③のドライブシャフトの製作と取り付け、さらに④のシフトレバーのセッティングは、中川さんが搭載作業の中で最も注力した部分。特にシフトレバーは、「純正のセンターコーンソールを生かしたい」というオーナーのリクエストがあり、独自の手法により、一見、純正のHパターンに見間違えるほどの自然な仕上がりでこたえている。 初出:ノスタルジックスピード2020年3月号 vol.23 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部