釣って食べれば、新鮮、楽しい!新山千春さんが熱海で堤防釣りに挑戦。
「いますよ、魚、すごい集まってきてます。私の餌、食べてほしい!!」
待つこと数分、新山さんの竿に引きが! 急いで巻き上げるが、残念ながら空振り。 施設長である安田和彦さん曰く、撮影時の干潮のタイミングは喰いが浅いため逃げてしまうこともあるとのこと。諦めずに数回竿を入れると大きな引き! 釣り上げたら背中の黄色い帯がキラキラと輝くタカベが。
「やった、なんて活きがいい! 釣り上げたこの瞬間の感覚が釣りの醍醐味ですよね。魚の大きさや種類は関係なく、毎回本当にうれしいし、楽しい」(新山さん)。
コツを掴んだのか、その後は竿を下ろせば釣れるくらいの大漁状態に。アジやクロムツ、そしてブリの幼魚であるワカシという珍しい魚も。猫が魚をねだりにきたところで、釣りタイムは終了。新山さん、大満足!
熱海港海釣り施設
伊豆の山々を見渡しながら釣りが楽しめる施設。貸し竿&餌に加えて、持ち帰り用のクーラーボックス(氷付き1,200円~)の販売もしているので、文字どおり手ぶらでOK。釣りのあとは近隣の立ち寄り湯というお楽しみも。 ●静岡県熱海市和田浜南町1694・32 TEL.0557・85・8600 営業時間:6時~日没(季節により変動) 不定休 入場料大人500円(貸しライフジャケット付き)、貸し竿セット1本2,200円(餌、仕掛け、バケツ等。初期指導込み。2時間制) 予約不要
釣りが終わったら、割烹料理店へ。釣った魚を美味しく料理してもらう。
釣った魚は新鮮なうちに美味しく食べたい! ということで、釣果が詰まったクーラーボックスを持って、熱海銀座の商店街に面した和食店『海鮮食楽市場』へ。 こちらでは、『熱海港海釣り施設』を通して予約をすることで、施設で釣った魚を調理してくれる。主人の諸岡秀和さんは、湯河原の旅館の料理長時代にミシュラン1つ星を2度獲得した実力の持ち主。地魚の扱いにも定評があり、新山さんの期待値もますます上がる。
「たくさん釣れましたね。タカベはアジに似ていますが、値段はアジの倍以上です。小さい魚は骨ごと食べられる唐揚げにすると美味しいですよ」(諸岡さん) そのほか焼き魚、煮魚、そして刺し身なども可能。おすすめに従い、唐揚げをメインに塩焼きと、「せっかくだから生でも食べてみたい」と刺し身に。ワカシは焼き魚、メジナは刺し身、そして小さなアジとクロムツも唐揚げにすることに。