【新日本】マスター・ワト DOUKIからのJr.王座奪取に執念「ずっとライバル視してきました」
新日本プロレス4日の大阪大会でIWGPジュニアヘビー級王者・DOUKI(32)に挑戦するマスター・ワト(27)が、地元でのシングル王座初戴冠を誓った。 ワトは今年1月に左膝前十字靱帯断裂の重傷を負い、長期欠場に突入。10月両国大会で復帰宣言を繰り出し、地元・大阪でのIWGPジュニア挑戦にこぎつけた。「大阪府立体育会館でIWGPジュニアができるのは、自分の中で燃えているところもありますし、特別な思い入れがあります。この会場で初めて新日本プロレスのジュニアを見て、夢を描きました。府立でIWGPジュニアのチャンピオンになるという思い出ずっと見ていました。今回、そのチャンスが来たと思ってます」とIWGPジュニア初戴冠へ闘志を燃やした。 欠場期間中にIWGPジュニア戦線は激流が生まれ、デスペラードからSHO、SHOからDOUKIにベルトが渡った。2020年7月の凱旋試合(大阪城ホール)で対戦したライバルのDOUKIに先を越されたことを「自分がいかないとって場所で自分が動けない。そんな時にDOUKIさんがベルト巻いて、本当に悔しかったです」と回想。 さらに「DOUKI選手には絶対に負けたくないです。特別な感情があるからこそ、ずっとライバル視してきました。何度も戦ってきましたけど、もう1回ボコボコに殴り合って、本気で最高のDOUKIさんを超えたいと思います」とライバル心をむき出しにした。 一方で迎え撃つDOUKIも「4年前、その時から一切変わってない。コイツだけには負けたくない、コイツだけは潰してやりたい。それは変わらないよ」と呼応。ベルト防衛後の青写真として米国・AEWのサミー・ゲバラとの防衛戦プランも明かしているが「やりたいヤツはたくさんいる。まずは明日、その先のことが考えられなくなるくらいやり合おうぜ」とワトに呼びかけていた。
東スポWEB