史上最強は誰だ!? 日本人“高額”市場価値ランキング17位。自己最高更新はまもなく!? 日本屈指の決定力
サッカー選手のバリューを表す指標のひとつである「市場価値」は、時代によって大きく変動する。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出した金額をもとに、日本人選手の歴代最高市場価値ランキングを紹介する。※価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。市場価値は12月1日現在
17位:中村敬斗(なかむら・けいと) 生年月日:2000年7月28日 最高市場価値:1200万ユーロ(約19.2億円) 更新日:2023年10月16日(当時23歳) 17位にランクインした中村敬斗は1200万ユーロ(約19.2億円)という市場価値を2023年10月16日に記録して以降、ゆるやかな下降線を辿っていたが、今シーズンは盛り返しを見せている。 中村が欧州5大リーグの移籍市場に名を連ねるきっかけとなったのは、オーストリアのLASKリンツで過ごした2022/23シーズンの活躍にある。リーグ戦で14得点7アシストという見事な成績を残すと、その1年間で市場価値は150万ユーロ(約2.4億円)から約5倍の800万ユーロ(約12.8億円)まで飛躍した。 翌シーズンにフランスのスタッド・ランスに移籍すると、勢いそのままに市場価値を1200万ユーロ(約19.2億円)まで高めたが、足首の怪我で離脱した期間を境に、オーストリア時代ほどの活躍を見せることはできずに価値を落としていっていた。 それでも、今季は記憶に新しい5試合連続ゴールなど本来の調子を取り戻している。日本代表でも通算14試合で8ゴールと得点感覚に優れたウインガーであることを証明している。欧州5大リーグでも2桁得点を記録するようなことがあれば、中村の市場価値はさらなる上昇を見せるだろう。
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