津田学園に選抜旗 主将「笑顔で校歌を」 /三重
<第91回センバツ> 23日に開幕する第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)に出場する津田学園(桑名市)で2月28日、開会式の入場行進で掲げる選抜旗が授与された。 同校体育館で開かれた授与式には、系列の高校生や中学生、計約530人が参加。吹奏楽部による演奏で迎えられ、制服姿の野球部員らが入場すると大きな拍手が起きた。スクールカラーの緑色を基調に校章がデザインされた選抜旗が、若菜英晴・毎日新聞中部本社代表から山川政美校長へ、山川校長から石川史門主将(2年)へと手渡された。 山川校長は出場校の証しとなる旗を受け取ったことについて「東海地区の代表という実感が湧いた」と述べた。その上で選手たちを「開会式で選抜旗を先頭に胸を張って堂々と行進し、『津田学園高校ここにあり』といった姿を見せてほしい」と激励した。 佐川竜朗監督は「三重県、東海地区の代表としてふさわしいプレーをすることをこの選抜旗と皆さんに誓います」とあいさつ。開会式で選抜旗を持って入場行進する石川主将は、「自分たちらしい野球をして笑顔で校歌を歌えるように頑張る」と意気込みを語った。【谷口豪】 〔三重版〕