ボディービル関西クラス別選手権で優勝 所属選手の期待に応え、ジム経営の荻野さん
■ジム経営との両立で苦労しつかんだ優勝
大会から1カ月後、優勝が一つのきっかけになり、松嶋さんからアトラスを引き継ぐことに。現役は続行し、次は関西クラス別選手権の優勝を目標に定め、ジム経営との両立に苦労しながら、再度1年かけて鍛え上げ、今年8月18日の大会当日を迎えた。 70キロ以下級には、関西圏の府県大会チャンピオンクラスの15人が出場。比較審査で上位6人に絞られ、荻野さんも決勝に進出。強みの胸と腕の筋肉を中心に自信をもってアピールし、頂点に立つことができた。 「アトラスの会員が応援に駆けつけてくれ、経営者としていいところを見せないと-との気持ちが強く、優勝が決まった瞬間は、喜びよりも安心した気持ちの方が強かったですね。今後も現役は続けながら、若手選手の育成のほか、一般の人にも気軽に利用してもらえるジムにしていきたい」