史上最強はいつ!? 五輪日本代表、歴代チーム力ランキング1位。メンツがヤバすぎる!? 金メダルも狙えた最強スカッド
フランスでパリ五輪(オリンピック)が開催されている。男子サッカー競技では、56年ぶりのメダル獲得を目指してサッカーU-23日本代表が好スタートを切った。過去の五輪で日本代表はどんなチームだったのだろうか。今回は、オーバーエイジ規定が追加された1996年大会以降の五輪日本代表を独断でランキング付けして順位ごとに紹介する。
1位:東京五輪(2021年) 成績:4位 監督:森保一 主将:吉田麻也 オーバーエイジ:吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航 2021年に行われた東京五輪(東京オリンピック)は、自国開催ということもあって気合十分で臨み、最強メンバーが集まった。久保建英、三笘薫、堂安律といったスター選手に加えて、オーバーエイジ枠で吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航と、A代表の主力級選手を招集している。53年ぶりのメダルどころか、金メダルも夢ではない陣容をそろえた。 新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期で開催となった東京五輪は、U-23南アフリカ代表と対戦した初戦を久保の決勝点で勝利すると、続くU-23メキシコ代表戦とU-23フランス代表戦にも勝利して、3戦全勝でグループリーグ突破となった。 しかし、決勝トーナメントに入ると勢いが失速した。U-23ニュージーランド代表と対戦した準々決勝はPK戦の末に勝ち上がったが、準決勝のU-23スペイン代表戦では延長戦の末に0-1で敗れ、決勝進出を逃すと、3位決定戦ではグループリーグで勝利しているメキシコ代表に1-3で敗れて4位に終わった。 結果論ではあるが、2連勝で迎えた第3節のフランス代表戦は引き分け以上でグループ首位という状況だっただけに、久保や堂安といった主力を休ませるのは一つのアイデアだっただろう。大会が進むにつれてU-23日本代表の攻撃は鋭さを欠いていった。実際、決勝トーナメントの3試合で日本代表が挙げた得点はわずかに1得点だった。大会直前に上田綺世と三笘が負傷を抱えるトラブルがあったこともその要因だが、史上最強と言えるメンバーだっただけに、メダルに届かなかったことが悔やまれる大会だ。
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