先週のバイク界隈ショートニュースまとめ×9〈2024/10/8~10/17〉
[ヤマハ] 「YZF-R9」を北米/ヨーロッパで発売開始、日本でも導入を予告(10/10)
ヤマハは、スーパースポーツ「YZF-R9」を新たに北米及びヨーロッパで発売すると発表した。 同車は、以前より販売されているネイキッドモデル「MT-09」のエンジン等のコンポーネントをベースに開発したスポーツバイクだ。フレームは軽量なアルミが使用されており、これはYZF-R9用に新規開発されたもの。外観を見るとMotoGP車両を彷彿とさせるウイングレットが装着されており、ヤマハが生産する市販車での採用は2025年式YZF-R1レースベース車に続く2例目となる。また、LAPタイム計測や走行データの可視化が可能なアプリ「Y-TRAC」に対応。スーパースポーツとして妥協のない構成となっている。 一方ヤマハは「スキルやステージを選ばないアクセシビリティ」「良好な足つき性と快適性を達成した」との声明を発表しており、このことからスポーツ走行のみならず街乗りやツーリングといった幅広い用途での使用も想定しているものと思われる。 また、北米/ヨーロッパでの発売開始発表と並行して、日本でも導入が予告された。国内では2025年春を目処に導入されるとのこと。国内仕様の価格や諸元など、詳細情報は不明。
[ドゥカティ] スクランブラー(803cc)のバリエーション「アイコンダーク」が復活、「フルスロットル」もモデルチェンジ(10/9)
ドゥカティは、個性的なネオクラシック「Scrambler(スクランブラー)(803cc)」のバリエーションを一部改定した。 一時期バリエーション落ちしていた「アイコンダーク」がリニューアルして復活。以前よりラインナップする「フルスロットル」のカラーリングも変更され、専用のデカールの入ったマットブラックが設定される。 また今回のバリエーション整理に伴い価格も改定される。アイコンは133万3000円、フルスロットル/ナイトシフトは153万8000円だ。アイコンダークの価格はまだ公表されていない。 なお、スクランブラー1100については価格やバリエーションに変更はない。
[トライアンフ] トライデント660をマイナーチェンジ(10/8)
トライアンフは、爽快な走りが持ち味のネオクラシックネイキッド「Trident(トライデント)660」をマイナーチェンジして発売すると発表した。 フロントフォークやブレーキを大幅に改良し、快適性とドライバビリティを向上させたという。また、フォークにはサイドリフレクターが装備。また、コーナリングABS/トライアンフシフトアシスト(クイックシフター)/クルーズコントロールなど、ライディングをサポートする多彩な電子制御を標準装備している。 カラーリングは前モデルからすべて刷新。ジェットブラック/ディアブロレッド×サファイアブラック/コスミックイエロー×サファイアブラック/コバルトブルー×サファイアブラックの計4色設定だ。 価格はジェットブラックは99万5000円。それ以外は100万8000円。ジェットブラックに関しては前モデルから値段据え置きとなっている。発売日は2024年冬ごろ。
ヤングマシン編集部