部屋の隅のホコリ取りは「モップ」が大優勝。ひと工夫できれいが続く
掃除は毎日のことだから、なるべく効率よくラクにすませたいもの。今回は「きれい」キープの達人に、床掃除のちょっとしたコツを教えていただきました。お話を伺ったのは、家事代行サービスや整理収納サービスを手がける整理収納アドバイザー・Noyoさんです。 きれいが続く「床掃除」のコツ。余裕がある日の「モップ」活用で掃除効率がアップ
余裕があればモップ→掃除機の順がおすすめ
整理収納アドバイザー、ルームスタイリスト・プロとして活動しているNoyoさん。じつは家事代行サービスも行っており、なかでも掃除代行は長年担当し続けている顧客もたくさんいるそうです。 そんなNoyoさんの床掃除は、モップがけからスタート。 「からぶきのモップです。まずはモップでざっと床のホコリをとってしまいます。掃除機をかけるとホコリが舞うので、それをなるべく少なくするためです」(Noyoさん、以下同) 部屋のすみは掃除機よりモップのほうがきれいになる、という理由もあります。 「掃除機のヘッドが届かないすみっこや窓の額縁はとくにモップで念入りに。家具の下もモップを入れてきれいにします」 ちなみにNoyoさんが使用しているのは、無印良品の掃除用品システム、ハンディモップです。 Noyoさんのモップがけは、急いでいないときや気持ちに余裕があるときが中心。毎日やると決めていませんが、モップがけをすると床のザラザラがなくなって「部屋がきれいになった!」と感じる度合いが大きく変わるそうです。
モップは毎回洗わない。掃除機で吸いとればOK
フローリングや家具の下をモップがけして出てきたゴミを、次は掃除機で吸いとっていきます。でもまずはその前にモップの処理。 「モップについたホコリは、掃除機でザーッと吸いとってしまいます。手でとるのもなんとなくイヤだし、このまま洗濯機に入れるのも気が引けますよね。こうすることで毎回洗う手間が減り、モップ自体も洗いやすくもなります」 モップと掃除機がけにかかる時間は、家全体で約30分ほど。Noyoさんの家は、短時間の掃除ですっきりきれいな状態を保てています。 掃除と片づけのプロが実践している床掃除。みなさんもぜひまねしてみてください。
佐藤望美