小高茉緒アナが見たパリ2024 街中にあふれていたオリンピック バドミントン会場ではシャトルが道案内?
パリオリンピックが閉幕してからまもなく1か月。パラリンピックもまもなくフィナーレを迎えようとしていますが、この夏、連日、世界中を沸かせオリンピックの現地取材をした日本テレビの小高茉緒アナウンサーが振り返りながら紹介します。 【画像】日本が熱狂 パリオリンピックを沸かせたメダリストたち
■100年ぶりの開催で街中にあふれていたオリンピック
日本テレビアナウンサーの小高茉緒です。7月24日から8月11日まで行われたパリオリンピックをスポーツキャスターとして、4週間現地に行って取材しました。 人生で2度目の海外渡航(初フランス)ということもあり、目に映るものすべてが新鮮で、“非日常な日常”、振り返ると、夢を見ているような日々だったと思います。100年ぶりにパリで、そして、8年ぶりに有観客で行われたオリンピックを紹介します。 パリに来て最も驚いたことのひとつに、「日の長さ」がありました。突然ですが、こちら、何時頃の写真だと思いますか?
この明るさで、午後9時32分です。時間の感覚が狂い寝不足にもなりましたが、長い時間パリの街を堪能することができました。 また、フランスといえば、ご存じの通り、エッフェル塔と凱旋門。こちらはテレビなどで目にした方も少なくないと思いますが、それぞれにオリンピックマークとパラリンピックマークが掲げられていました。
さらに、フランスに到着した初日、空港からホテルに向かうバスの中から空港のターミナルを見ると、そこには大きなオリンピックマークが掲げられていました。
■シャトルも登場? 試合会場まで分かりやすい“道案内”
オリンピックでは各競技で当然のように会場が異なりますが、その会場ごとに、様々な工夫がされていました。 競技会場のことを「べニュー」と呼びますが、ほとんどのべニューには、メトロを利用して行くことができました。
その駅構内には、丁寧に、最寄り駅やおすすめの行き方など一覧になって示されていました。また、車内にも、どこの駅で降りればよいのか一目瞭然の表示があるなど、世界中から訪れる観客やメディア関係者にとっても分かりやすく、私も助けられました。 また、警備体制の強化のためなどで、コンコルド広場とその両隣の駅は、期間中閉鎖されていました。