盗塁成功率「93%」の大谷翔平が迫る「115年ぶり」の大記録 米記者が偉業の可能性を報告
ドジャースの大谷翔平は現地時間9月21日(日本時間22日)、本拠地で行われたロッキーズ戦に「1番・DH」でスタメン出場。9回に53個目となる盗塁を決めたが、チームは3-6で敗れた。 【動画】6安打10打点2盗塁!「金字塔」を達成した大谷翔平の全活躍シーン 3点を追う9回裏、先頭の大谷は初球を捉えて中前打で出塁。続くムーキー・ベッツは右飛に倒れたものの、3番フレディ・フリーマンの打席で初球から仕掛けた。二盗を成功させ、4試合連続となる盗塁を記録した。これで盗塁成功率は脅威の93%に達した。 大谷はこの日、3打数1安打、2四死球、1盗塁の活躍。「52本塁打&53盗塁」と数字を伸ばした。52本塁打はナ・リーグ断トツ1位、メジャー全体でもアーロン・ジャッジ(ヤンキース)の54本塁打に次ぐ2位。また、53盗塁はナ・リーグ1位でメジャートップのエリー・デラクルーズ(レッズ)の65盗塁に次ぐ2位と、ハイレベルな成績を残している。 本塁打、盗塁ともにメジャー2位の成績を残している大谷について、米メディア『MLB.com』のサラ・ラングス記者は自身のXで「ショウヘイ・オオタニは本塁打と盗塁の両方でMLB2位」と投稿。 同記者によると、過去に本塁打と盗塁の両方でMLB2位以内に入った選手は、1908年のホーナス・ワグナー、1909年のタイ・カップの2人だけだという。大谷がシーズン終了まで本塁打と盗塁でメジャー2位以内の成績を維持すれば、実に115年ぶり3人目の大記録達成ということになる。 大谷は現地時間19日、メジャー史上初となる「50本塁打、50盗塁」の偉業を達成したばかり。新たな大記録に向け、再びバットと足で野球ファンを魅了する。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]