「挑戦こそが我が人生」誰も成し遂げたことのない形で世界の高みへ挑戦し続ける“若手スケーター番長”櫻井壱世
宮崎の若きスケーター番長が目指す今後の目標と夢
– 残りわずかになった今シーズンと、来シーズンについての目標を聞かせてください。 I:今シーズンはまず今月10月の日本選手権で優勝することが目標で、来シーズンはまたオリンピック強化指定選手に入って世界選手権とか色々な世界大会で良い結果を残したいです。 – 4年後のロサンゼルスオリンピックに向けても意気込みがあれば聞かせてもらえますか? I:まだ具体的にロサンゼルスオリンピックに向けた準備をしているわけではないですが、スケートボードのレベルが上がっている中で世界に置いていかれないように新しい技もできるようになりたいですし、まずは世界でトップになれるように頑張っていきたいです。 あとロサンゼルスオリンピックに向けての思いとしては、男子パーク種目はまだ日本人はメダルを取っていないので日本人初の金メダルを取ることを目標に練習に取り組んでいきたいと思っています。 -ちなみに日本のスケートボードのレベルも最近特に上がっていると思いますが、実際世界で戦っている櫻井選手から見てどうでしょうか? I:年々どんどん上がっていると思います。世界のトップにもどんどん近づいてると思いますし、この前のパリオリンピックはユウロ(永原悠路)だけが日本代表でしたが、次のロサンゼルスオリンピックでは多分日本人3人くらいいけるんじゃないかなって思います。
– 櫻井選手にとってスケートボードとはどんな存在なのかも聞かせてもらえますか? I:あまり考えたことはなかったのですが、僕にとってスケートボードは「挑戦」ですかね。好きな言葉が「挑戦こそが我が人生」っていう言葉なんですけど、今はパークスタイルの選手として活動していますが、ゆくゆくはそれ以外のストリートとかバートにも挑戦して三刀流を目指したいと思っているので、僕にとってスケートボードは「挑戦」です。 -ちなみにそのストリートとかバートの大会にも本格的に挑戦するタイミングって具体的な予定はありますか? I:まずはパークで日本で1位になって、世界選手権でも良い順位に入れるようになったらストリートやバートにも挑戦していきたいなと思っています。 – 将来目指しているスケーター像はありますか? I:大会ではたくさん結果を残したいし、X Gamesにも毎回招待されるようになりたいです。またZ-FLEXライダーとして映像もたくさん残して、世界の色々なスケーターはもちろんのこと、スケートボードをしてない人たちにも知ってもらいたいと思っています。そしてもっと知名度を上げて、いつか地元宮崎で世界で活躍しているスケーターたちを呼んで世界大会を開催したいです。 でもその前に全国のスケーターや世界のスケーターたちにも地元宮崎の「トレジャーアイル」に来てもらって一緒にセッションしたいですね。たくさんのスケーターが滑りに来てくれることを楽しみにしています。
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