西濃運輸の吉田聖弥 地元中日からドラフト2位指名に「驚いた」
24日にあったプロ野球ドラフト会議で、西濃運輸（岐阜県大垣市）の吉田聖弥（せいや）投手(22)が中日から2位で指名された。 【写真】力投する高校時代の吉田聖弥投手=2020年7月18日、ブルースタジアム 同社で記者会見した吉田投手は「2位という高い評価をいただき、驚いた。指名にほっとしているとともに、とてもうれしい。家族と高校時代の監督にすぐに連絡した」と喜びを語った。 吉田投手は佐賀県唐津市出身で175センチ、80キロ。2021年に同県立伊万里農林高校から西濃運輸に入社した。 高卒4年目で社会人屈指の左腕に成長し、最速152キロの直球とチェンジアップのコンビネーションを武器に、今年の都市対抗野球では、チームを8年ぶりの4強に導いた。 吉田投手は「中日は地元の人気球団なので楽しみ。自分の投球術を使って打者を抑える投手になりたい。中日には素晴らしい左投手が多くいるので、負けないようにがんばりたい」と抱負を述べた。 ドラフト会議では、県岐阜商出身で青山学院大の佐々木泰内野手（4年）も広島から1位指名された。（連勝一郎）
朝日新聞社
