【温泉宿アワード・朝食部門】理想的な和朝食、温泉オーベルジュの洋朝食…温泉も朝食も魅力の3軒
『婦人画報』2025年1月号では、「温泉宿アワード」を開催。小誌の創刊120周年にちなんで、著名人や専門家を含む温泉好き120人にアンケートを実施し、5つの部門に分けて“おすすめしたい珠玉の宿”を選出しました。朝食部門に入賞した温泉宿をご紹介します。
THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田(みよた)[長野・大塩温泉]自然豊かな温泉オーベルジュの元気が出る朝食
【推薦者】渡辺紀子さん(編集者&ライター)ほか 朝食がおいしいと評判の「ひらまつ」のホテルのなかでも、信州の食材をおしゃれに取り入れたこちらは特に好評。渡辺さんからも「野菜たっぷりで元気が出ます。特に野菜のスープ。これだけでもいいくらいの満足度があります」とお墨付きが。季節のフルーツはボウルから好きなだけ取って食べることができます。
【THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田】 長野県北佐久郡御代田町塩野375-723 IN15時 OUT11時 全37室 一泊2食付き2名1室の1名料金58,900円~(サ込)
花紫(はなむらさき)[石川・山中温泉]アート、ギャラリー、茶房が備わった美食サロン
【推薦者】菊池博文さん(「H3 Food Design」代表)ほか すべての客室が渓谷に面し、自然の移ろいを体感できる宿。免疫力の向上などが見込めるという約1300年の歴史をもつ山中温泉の湯もさることながら、炭で焼く地魚や温野菜の蒸し物など石川の食材を詰め込んだ朝食が好評。菊池さんも「能登製の七輪で焼く能登の干物は絶品! これぞ日本の朝ごはん」と絶賛。
【花紫】 石川県加賀市山中温泉東町1-ホ17-1 IN14時 OUT11時 全25室 一泊2食付き2名1室の1名料金46,000円~(サ込)
忘れの里 雅叙苑(がじょえん)[鹿児島・妙見温泉]日本の原風景を残す茅葺き屋根の古民家が点在
【推薦者】M.Sさん(婦人画報読者モニター)ほか 源泉掛け流しの露天の岩風呂に、滋味深い食事。「朝は鶏の声で目覚め、岩をくりぬいた温泉に浸かったあとにいただく朝食は絶品! かまどの薪の爆ぜる音、お焦げの匂い、茅葺きの風景や木々の緑…五感で受け取る朝ごはん。卵を落とした具だくさんの味噌汁が忘れられません」と読者モニターM.Sさん。
【忘れの里 雅叙苑】 鹿児島県霧島市牧園町宿窪田4230 IN14時 OUT12時 全8室 一泊2食付き2名1室の1名料金52,950円~(サ込) 取材・文=石原有起 編集=本田リサ(婦人画報編集部) 『婦人画報』2025年1月号