オスプレイ再開、反発広がる沖縄 玉城知事「強い憤り禁じ得ぬ」
在日米軍は14日、輸送機オスプレイの飛行を再開した。昨年11月に鹿児島県・屋久島沖で起きた8人死亡墜落事故から3カ月余り。詳細な事故原因が明らかにされず、地元が反発する中での再開強行に、オスプレイが配備されている沖縄県の玉城デニー知事は「強い憤りを禁じ得ない。強く抗議する」と批判。県内では米軍や日本政府に対する怒りの声が広がった。 同県宜野湾市の米軍普天間飛行場では14日朝から、MV22オスプレイがごう音をとどろかせ、離着陸を繰り返した。那覇市中心部でも低い高度で飛ぶのが何度も確認され、そのたびに独特の重低音が住宅街に響いた。 普天間には国内最多の24機が配備されている。