未だバルサデビューは叶わず…シュチェスニーが現状を分析「僕が監督だったとしても…」
バルセロナに所属する元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーが定位置争いについて言及した。24日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。 現在34歳のシュチェスニーはアーセナルやローマ、ユヴェントスなどで活躍し、2023-24シーズン終了後に現役引退を表明した。しかし、ドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが長期離脱を強いられたバルセロナからの誘いを受けて復帰を決断。今月2日に1年契約での加入が正式発表された。 現地時間20日のラ・リーガ第10節セビージャ戦、および23日のチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節バイエルン戦ではベンチメンバーに名を連ねたものの、新天地デビューは叶わず。いずれの試合でもスペイン代表GKイニャキ・ペーニャがゴールマウスを守っており、チームも5-1、4-1と快勝した。加入後未だ出番が訪れていないシュチェスニーは、定位置争いについて次のように持論を展開している。 「イニャキ・ペーニャは、彼をベンチに置くべき理由をコーチ陣に何も与えてない。我々はたくさん話し合った。僕はすでに自分が100パーセントの状態にあることを伝えたが、現在のチームはうまく機能している。何かがうまく行っているならば、それに手を出すことはしないだろう。僕が監督の立場だったとしても、現時点では僕をプレーさせない。しかし、後でプレーする機会が訪れるはずだ。チームは非常にうまく機能しており、それが最も重要だ」 なお、今週末には“宿敵”レアル・マドリードとのエル・クラシコを控えているバルセロナだが、ハンジ・フリック監督はこの試合でもペーニャをスタメン起用する見込みであると『マルカ』は指摘している。
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