「神奈川ビジョン」発表 黒岩知事が会見(全文4)直ちに休業要請解除とはならない
神奈川県の黒岩祐治知事は20日午後、記者会見を行い、政府の緊急事態宣言が解除された後、県内の経済活動の再開と医療体制の維持を目的とした独自の取り組み「神奈川ビジョン」を発表した。 【動画】宣言解除後の取り組み「神奈川ビジョン」を発表 黒岩知事が会見 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「宣言解除後の取り組み「神奈川ビジョン」を発表 黒岩知事が会見(2020年5月20日)」の中継開始時間に対応しております。 ◇ ◇
大きく外れるとは具体的にどの程度か
読売新聞:読売新聞の【スズキ 00:57:52】です。2点ほどお伺いしたいんですけれども、警戒アラートの発動基準の1つで、4日連続で予測線から大きく外れた場合とあるんですが、このK値なんですが、大きくっていうのは具体的にはどのぐらいで、誰が判断されるのでしょうか。 中野:私じゃないということは確かだと思うのですが。スライド出ますかね。これが。 黒岩:K値のスライド出して。 中野:3ページを見ていただければ。3ページに、これは。 黒岩:これですか。 中野:はい、そうです。クラスターを取って、3点を外れてますよね。これが4点目が続いたらアラートが鳴ります。そのくらいのレベルなんです。だから青丸が、点の動向が、この大きさが基準とすると、やっぱり3ドットぐらい外れると、もうアラートの基準になるんじゃないかというふうに考えています。そのぐらい外れにくいというふうに考えています。だから上昇傾向がそれは続くという。 読売新聞:そうしましたら、もう大きくというよりも、その曲線を上回った日が4日連続続いた場合っていうことですか。 中野:それじゃないです。今もずっと上回っていたんですけれど、曲線に平行にいってる分には構わないんですね。それはもうクラスターだと分かっていて、分子にクラスターの患者が入ってますから、そこは1週間、やっぱり影響は残るんですけれども、新たに人が増えなかったら、その傾きは落ちてくる、6日目ぐらいですけど、ということです。 最後に出したスライド、これはちょっと説明不足だった部分があるんですけど、これは、緑の線というのが前週と比べて1の線です。これを見ていただくと、このグラフでもクラスターが起こった日というのは出てきます。これは上に出ているところで、30って書いてあるのは5月の2日ぐらいのところなんですね。見ていただて分かるように、やっぱり大きくずれるのが1点、1よりずれるのが1点、2点っていうところがクラスターの特徴で、これで収まってる範囲だったら大きくずれたとは言わないんですけども、これは1を大きく超えたものが4日も続くと、それはなかなか、運悪くクラスターが3つ続けて起こったということはあると思いますけれども、そういうふうに思うよりは、もっと大変なことが起こってるんじゃないかというふうに考えたほうがいいと、そういうふうに考えています。